オーラルフレイルという言葉をご存知ですか?
コロナ禍よりオーラルフレイルという言葉が注目されています。オーラルフレイルというのは、主にお口の周りの筋力の衰えにより滑舌や飲食の機能が低下することを言います。加齢と共に起こる現象とも言われています。最近、滑舌が悪くなっているや食べこぼしが多い、噛めない食品が多くなった等が当てはまります。原因としては、加齢と共に咀嚼力と飲み込む力の低下や歯の本数の減少です。これらは自己トレーニングや歯科検診などで予防・対処できます。自己トレーニングとしては、①口をスムーズに動かす②飲み込む力をつける③活舌をよくするなどが挙げられます。①は「う」の口で唇をすぼめた後、「い」の口で唇を横に開きます。②舌を出したまま、口を閉じて唾を飲み込む。③早口言葉を言うといったトレーニング方法があるので試して頂ければと思います。歯科検診では、噛み合わせ(入れ歯も含む)や適した入れ歯を使用しているか(長年使用されている入れ歯は適していない可能性大です。)などを定期検診で行い、口腔内を清潔に保つことが重要です。年齢と共に衰えるものと思わずに、いつまでもお口の周りの筋肉を若く保つことが、若々しく見られる秘訣かもしれないですね。少しでも気になった方は、歯科検診でチェックされてはいかがでしょうか。