入れ歯にはメンテナンスが必要です。
新型コロナウィルス発生から1年以上が経ち、これまでに緊急事態宣言も何度も出され、外出自粛が喚起される中、受診控えもされている患者様が多数見受けられます。特にご年配の方が多いと感じます。その中で気になることが、入れ歯をされている方です。最近、入れ歯が外れやすいや上手く噛めなくなっていたりなど、多少の違和感を感じられている方はいませんか?入れ歯は入れて終わりではありません。定期的な検診が必要です。検診内容は、噛み合わせの確認や部分入れ歯の方はバネの調整、顎の骨の減り方を見て、入れ歯を調整します。そのままにしていると顎に歪みが生じたり、顔が変形したり、口内炎が出来たり周りの歯が虫歯になったりとリスクはたくさんあります。また、入れ歯の接着剤を使用し落ちてくる入れ歯を保っている方は、一時的な使用は良いですが、顎の骨がすり減り噛み合わせが変わってしまうことも注意が必要です。毎日の手入れは水洗いだけでなく、歯の部分以外の金具や内側の部分をしっかり磨き、洗浄剤で綺麗に保ちながら、半年に1回は受診することをおススメします。入れ歯は、1日8時間使用することが理想です。しかし、それが出来ていない方は普段日常での使用感(違和感)を説明して頂けるとそれに合った入れ歯をご提案します。