噛み合わせが悪いとどうなるの?
噛み合わせが悪いと言われたことはありませんか?
良い噛み合わせとは、左右上下の歯が均等に当たって、顎の関節や口周りの筋肉に負担のかからない状態です。
噛み合わせが悪くなる原因としては、年齢によるもの、歯ぎしりによるもの、顎関節症や顎の変化によるもの、歯の治療による被せ物や詰め物の高さの変化によるもの、歯並びが悪いことによるものなどがあります。噛み合わせが悪いと、姿勢が悪くなったり、肩こりや頭痛がなかなか治らない、歯周病の悪化、顎関節症の悪化により口が開かなくなったりします。
治療法としては、一つとして、レントゲンで歯並びや顎の骨の位置をチェックし、噛み合わせの高さのバランスが悪い部分を削って調整します。また、マウスピースを作って顎のバランスを調整したり、歯ぎしりを抑えて様子をみる場合もあります。これだけでも、随分症状が緩和されます。
最終的には、適合の悪い被せ物や詰め物を外して新しいものに変えたり、矯正治療に進む場合もあります。
大がかりな治療にならないためにも、まずは、お口のチェックをして噛み合わせを調整することから始めましょう。