歯ぎしりをしていることに気づいていますか?
歯ぎしりとは、無意識に歯をすり合わせたりする行為で、自覚症状がない方が大半です。
歯ぎしりによって、歯に力がかかるため、歯が割れたり、動いたりして危険なことも多く、歯周病の誘発や顎関節症の原因の一つにもなります。
歯ぎしりの種類には次のようなものがあります。
①ギリギリと歯をすり合わせる。
②カチカチと歯をぶつける(タッピング)。
③歯を力で食いしばる。
歯ぎしりの症状で主なものには次のようなものがあります。
①歯が割れたり短くみえる。
②詰め物が取れたり割れたりする。
③顎が痛くなる。
④肩こりや片頭痛が起こる。
治療方法としては、噛み合わせを調整しマウスピースにより毎晩使用することが一般的です。これらは保険治療の範囲内です。子供の歯ぎしりは顎の成長過程で起こる事なので、あまり気にしなくても大丈夫です。
歯ぎしりと気づいていなくても、意外に上記の症状の方は多いのではないでしょうか?歯が割れたり歯周病や顎関節症を防ぐためにも少し気になる事があれば、一度チェックしてみて下さい。