突然大きく口が開かなくなるのは何故!?

普段は、口を大きく開けると縦に指三本分くらい入るのが平均的ですが、突然指が二本分以下しか入らないことがあります。顎を動かすと痛むので、無意識に動きを抑えてしまっている場合と、いきなり口が開かない場合や徐々に開きづらくなってくる場合があります。原因としては、親知らずによる炎症か、顎関節症の疑いがあるからです。

顎関節症が起こる理由は、関節のズレや噛み合わせが悪い場合、新しい詰め物を入れた時によく起こります。また、歯ぎしりや食いしばりが強かったり、頬杖を突いたり猫背などの姿勢により起こる場合もあります。

症状が軽い場合は、噛み合わせの調整や、顎を温めたり(レーザー治療も有効)、マッサージしたり、顎を動かす練習で改善されます。食いしばりなどが強い場合は、マウスピースの使用が痛みの緩和と顎関節の症状を和らげます。

顎関節症は生活習慣病的な部分が大きいため、ご自身で悪習癖を治すセルフケアが重要になりますが、まずは、原因の究明と症状の緩和のために歯科医院で必ず治療を受けて下さい。

 

ゆか歯科クリニック

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