歯を削るとき、麻酔は必要?!
歯科医院で麻酔をするときは、主に表面麻酔、浸潤麻酔、伝達麻酔などを使用します。
表面麻酔は浸潤麻酔する前に、歯茎に注射針を指す痛みを和らげるためのものです。伝達麻酔は、下の歯の外科処置や広範囲に痺れさせたい時などに使用するものです。
歯を削る時は、歯茎から麻痺させたい部分に麻酔薬を注入して痺れさせることにより作用する浸潤麻酔を使います。
歯の痛み方や歯の場所、患者様の体調によって麻酔薬の効き方が変わるため、痛みがでたり、逆に効き目が強すぎて痺れが長時間になることもあります。
虫歯を削る時、あまり痛みを感じたくなければ最初から麻酔薬を使用することをお勧めしますが、長い間痺れが残ると口内炎を作ったり、飲食がしにくかったりするので、小さな虫歯などで少しの痛みが我慢できるようであれば麻酔薬を使用することなく治療することも一つだと思います。
虫歯がひどい時は麻酔が効きにくいこともあるため早めの治療が必要です。歯を削る際は、症状に合わせて麻酔薬を使用するかどうか歯科医と相談して決めて下さい。