年末に向けて歯を綺麗にしませんか。
歯磨きをした後、鏡で自分の歯をチェックした時、歯の溝に黒い線があったという経験をされた方はいらっしゃらないですか?これの正体として考えられるのは3つです。1番多いのは虫歯です。むし歯菌によって歯を形成しているミネラルが溶かされ、溶かされた箇所に食品などの色素が沈着することで歯が黒くなると考えられています。歯磨きで全く取れない場合や黒い線が徐々に広がっている、周りが凹んで見えるなどの症状がある場合は要注意です。初期の虫歯であれば削ることはありません。フッ素の塗布による予防と経過観察で済みます。中期以降になるとその歯を削って、白い詰め物をするなどが挙げられます。症状が進行し最悪の場合は、穴が大きくなったり神経を取る処置や銀歯を詰めたり被せたりするので治療の回数が増えます。他に挙げられることは、着色汚れや歯石である場合もあります。1本の歯全体がグレーっぽく黒ずんでいる方は神経が死んでいます。ホワイトニングで白くすることができます。これらで気になった方は進行が進まない内に、早めの受診をおススメします。新しい1年を迎える前にこの時期にご自身の歯を見直し、お口を綺麗にして良い1年を迎えましょう。