チョコレートを食べて歯が痛む経験はありませんか?
バレンタインデーの季節がやってきました。チョコレートをよく食べてしまう時期かもしれません。チョコレートを食べた時に歯が痛む経験はないでしょうか。食べた際、「キィーン」と痛むような気がしたけど、しばらくすると落ち着くので放置されることがあると思います。これは「甘味痛」と言われます。特徴としては①甘い物が歯にしみる。②冷たい物、温かい物を飲食した時にしみる。③噛むと痛みや違和感がある。があります。痛みを感じる象牙質という部分がむき出しになっているため、このような症状が現れます。原因としては①強すぎる歯磨き②糖分の摂取によって作り出される虫歯菌の酸③歯周病です。これらの対策としては、軽度であれば知覚過敏に効く歯磨き粉の使用や歯科医院での薬物塗布が挙げれます。痛みがひどくなると象牙質の外側を埋める治療法や以前、治した歯の詰め物の下が虫歯になっています。この場合は、虫歯治療のやり直しとなります。歯の変色や歯に黒い線が出来ている、詰め物と歯の間に隙間がある方は要注意です。チョコレートをたくさん食べるこの季節。歯に十分気を使って頂き美味しく食べて下さい。気になった方は放置せずに歯科医院の受診をオススメします。