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過去に治療した白い詰め物が気になりませんか。
脱マスク生活をされている方が増えてきている中、口元を以前に比べ気にされることが多いのではないでしょうか。過去に前歯や奥歯の小さい虫歯や歯茎のきわに対して白い詰め物(レジン)の治療されたが、メンテナンスをしていない方など、再度鏡で歯をチェックされてはいかがでしょうか。よく観察すると黒い線が入っていたり、詰め物のひび割れやすり減りや詰めた歯と段差があるなどないでしょうか。痛みはなく単なる汚れと思われる方が多いと思いますが、それは全て虫歯が進行しています。理由は詰め物はプラスチック製なので経年劣化や噛みしめることで割れたり、ヒビが入ったり、強いブラッシングですり減ったりとすることが挙げられます。レジンのメリットは①金属に比べて見た目が良い②治療期間が短い③修理が比較的簡単④保険治療なので、比較的安価。デメリットは①強度が弱い②変色しやすい。などが挙げられます。また、より強度や審美性に優れたものを選びたい場合は、自費治療でセラミックでの治療方法があります。こまめなメンテナンスを行えば保険内で完結できます。全てに言えますが、綺麗に保つ秘訣は検診とメンテナンスが必須です。
口元が気になりませんか?
マスク着用が緩和される中、マスク着用なしで会話される機会が増えてくると思います。初めてマスクなしで会話する際、ついつい見てしまうのは口元ではないでしょうか。今、一度鏡でセルフチェックを行ってみませんか?気づかない内に歯の黄ばみや着色があったり、歯並びや歯の形が気になる、虫歯のようなものがある。口臭が気になるなど、考え出したらキリがないかもしれません。対面で会う際、第一印象が大切なので、歯の黄ばみや着色だけでも綺麗にしておきたいですよね。ホワイトニングについては、1本の歯に付き1万円~が相場となります。歯の形や色が気になる場合は、セラミックの被せ物やラミネート(表面にセラミックを貼り付ける)方法があります。保険で除石や着色研磨で歯のメンテナンスをするだけでも印象は変わると思います。上記は見た目を変えたいという目的ですが、それらの施術を行う前には検診を行います。気づかない内に出来ていた虫歯などに気づくかもしれません。マスクなしでの生活が始まりつつある中で、口元が気になる方は歯科医院を受診し、気になる点を相談して頂ければと思います。保険治療、保険外治療に関わらず改善案が見つかるかもしれません。
チョコレートを食べて歯が痛む経験はありませんか?
バレンタインデーの季節がやってきました。チョコレートをよく食べてしまう時期かもしれません。チョコレートを食べた時に歯が痛む経験はないでしょうか。食べた際、「キィーン」と痛むような気がしたけど、しばらくすると落ち着くので放置されることがあると思います。これは「甘味痛」と言われます。特徴としては①甘い物が歯にしみる。②冷たい物、温かい物を飲食した時にしみる。③噛むと痛みや違和感がある。があります。痛みを感じる象牙質という部分がむき出しになっているため、このような症状が現れます。原因としては①強すぎる歯磨き②糖分の摂取によって作り出される虫歯菌の酸③歯周病です。これらの対策としては、軽度であれば知覚過敏に効く歯磨き粉の使用や歯科医院での薬物塗布が挙げれます。痛みがひどくなると象牙質の外側を埋める治療法や以前、治した歯の詰め物の下が虫歯になっています。この場合は、虫歯治療のやり直しとなります。歯の変色や歯に黒い線が出来ている、詰め物と歯の間に隙間がある方は要注意です。チョコレートをたくさん食べるこの季節。歯に十分気を使って頂き美味しく食べて下さい。気になった方は放置せずに歯科医院の受診をオススメします。
歯の着色汚れ気になりませんか?
新年となり、楽しいイベントが盛り沢山ではないでしょうか。コロナ禍からマスク着用義務が緩和されたりと相手のお口を久しぶりに見る機会が増えるかもしれません。そんな中、手入れを怠っていて鏡でチェックしてみると「こんなに歯が茶色(黄色)だったかな?」と思われることあると思います。それは、着色汚れです。無視し続けると虫歯になるので、一つのサインであることを覚えていて下さい。これらの原因は、飲食と生活習慣です。着色しやすいコーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワインなどこの時期に飲みたいものが多いですね。食べ物だと、カレーやお菓子(チョコレート)などです。ホワイトニング機能がある歯磨き粉でこまめな歯磨きなどで予防はできますが、時間が経つと汚れが落ちにくくなります。歯科医院では、保険治療では歯石取りを兼ねた着色研磨をします。保険外治療は、PMTCでトリートメント、もっと白くしたい方(歯の色自体が悪い)はホワイトニング(歯を白くする)があります。大勢で集まる機会が多くなる季節、せっかく旧友などと再会するのであれば、歯は白いに越したことありませんよね。是非、鏡でセルフチェックし、汚れや黄ばみや歯の変形が気になる方は、除石を含んだ着色研磨を受けることをオススメします。
オーラルフレイルという言葉をご存知ですか?
コロナ禍よりオーラルフレイルという言葉が注目されています。オーラルフレイルというのは、主にお口の周りの筋力の衰えにより滑舌や飲食の機能が低下することを言います。加齢と共に起こる現象とも言われています。最近、滑舌が悪くなっているや食べこぼしが多い、噛めない食品が多くなった等が当てはまります。原因としては、加齢と共に咀嚼力と飲み込む力の低下や歯の本数の減少です。これらは自己トレーニングや歯科検診などで予防・対処できます。自己トレーニングとしては、①口をスムーズに動かす②飲み込む力をつける③活舌をよくするなどが挙げられます。①は「う」の口で唇をすぼめた後、「い」の口で唇を横に開きます。②舌を出したまま、口を閉じて唾を飲み込む。③早口言葉を言うといったトレーニング方法があるので試して頂ければと思います。歯科検診では、噛み合わせ(入れ歯も含む)や適した入れ歯を使用しているか(長年使用されている入れ歯は適していない可能性大です。)などを定期検診で行い、口腔内を清潔に保つことが重要です。年齢と共に衰えるものと思わずに、いつまでもお口の周りの筋肉を若く保つことが、若々しく見られる秘訣かもしれないですね。少しでも気になった方は、歯科検診でチェックされてはいかがでしょうか。
朝起きて歯磨きをすることから読み取れること。
皆さんは、朝起きてまず一番にすることは何でしょうか?朝食を摂る方や仕事や学校の準備をする方など過ごし方は様々だと思います。その中でまず一番にして頂きたいことは「歯磨き」です。ある調査によると、20、30代の2割は歯磨きをしないそうです。なぜ朝起きて歯磨きをすることが大切なのかというと、就寝中は細菌をコントロールしている唾液の量が減り口内が乾燥し、細菌が増殖しているからです。大量の細菌と一緒に食べ物を食べていると考えるとゾッとしますね。朝食後の歯磨きも大切ですが、起床後に行うことは、まず歯磨きをすることを推奨します。ちなみに、起床後の歯磨きは大切ですが、就寝前や食後の歯磨きなど、こまめに歯磨きをすることを忘れないようにして下さい。単に歯を磨けば良いのではなく、虫歯予防や歯周病予防も兼ねて歯茎のマッサージ、歯と歯の間など予防の観点から歯磨きを行うことが大切です。これらを我流で行わず、歯ブラシの種類や歯間ブラシのサイズやブラッシングの仕方は異なります。洗口液のみを使用することは、歯周病予防には繋がっていません。自身のお口の状態を知るために、歯科医院を受診して自分にあったやり方や道具を見つけていきましょう。
前歯の虫歯のサイン
皆さんは前歯の虫歯と聞いたらどのようなモノを想像されますか?想像が付きにくいという方は、一度セルフチェックをした方が良いかもしれません。歯と歯の間が何となく黒ずんでいるなと思う方や歯の色に変化があると思われた方は虫歯かもしれません。虫歯であると、削ると大きな穴になり驚かれる方が多いです。これらは痛みを伴わないので、気づきにくいです。痛みがあると神経を取らないといけません。この治療には保険治療と自費治療があります。症状が軽い方は、保険治療でコンポジェットレジン(白い詰め物)がオススメです。デメリットとしては、欠けやすいことが挙げられるので定期的な受診が必要です。それ以上の方は、歯を被せなければならないので、保険治療の場合であると硬質レジン前装冠(金属の上に白いプラスチックを貼り付けた物)があります。これは、変色したり、根元の金属が見えるので、見た目が気になる方はオススメしません。しかし、自費治療のオールセラミッククラウン(金属を使わないセラミックの被せ物)は、染みることなく耐久力もあり変色せず綺麗に仕上がります。前歯の虫歯にならないようにするためには、日常歯磨きの徹底です。前歯に磨き残しがある場合がほとんどなので、歯の表面はもちろん歯と歯の間や歯の裏も1本1本丁寧にブラッシングすることを心がけて下さい。前述しましたが、前歯の虫歯は痛みがなく気づきにくいです。少しでも異変を感じたら歯科医院で診断してみて下さい!
歯周病が原因となる虫歯
夏になってきて、アイスなどの冷たい食べ物が欲しくなりますよね。歯を磨いていると、歯茎が下がってきており段差になっているなと感じたり、歯が染みるという経験はないでしょうか。歯茎が下がってきているのは、歯の根の部分の虫歯リスクが大きくなります。放置していると、歯茎が下がった部分に対して虫歯ができます。(根面う蝕)原因としては、①歯周病が進行している。②誤ったブラッシングをしている。③歯ぎしりや食いしばり④口呼吸によるドライマウスの方などが挙げられます。歯茎が下がっていることに対しての治療方法は、減った歯の根元に白い詰め物を入れた後、歯周病の予防を行います。予防としては、ブラッシング指導、歯ぎしり・嚙み合わせの調整などが挙げられます。これらは、保険治療で出来るのでお気軽にご相談下さい。また、歯周病予防の一番は日々のブラッシングです。適切なブラッシングをするために指導をさせていただきます。歯科医院にブラッシング指導のみ?と思わずに検診を受けて頂き、歯周病リスクを減らし、歯茎が下がらない健康な歯を保ちましょう。
夏バテからくるお口トラブル
暑い日が続き、食べ物や飲み物に偏りが出る方もいらっしゃると思います。熱中症や夏バテは、免疫力の低下からお口の中にも細菌が溜まりやすく歯周病の原因にも繋がります。また、サインとしてはお口の中が乾燥することも挙げられます。そうなると、お口の中のネバツキで口臭がキツくなります。中には、舌が白くなる方やひび割れや歯茎からの出血が出る方がいます。歯のツヤがなくなるなどの症状が出ます。こうした症状を防ぐためには、唾液の分泌を促すことが重要です。唾液量が少ないと感じた時は、サインですので上記のような症状が出る前に夏バテ対策をしていきましょう。しかし、冷たい食べ物や飲み物の取りすぎが原因で知覚過敏に繋がる可能性があるので注意が必要です。エナメル質が剥がれたり、炭酸飲料などに含まれる酸が原因でエナメル質が溶けたりします。ブラッシングなどの日々の取り組みも重要ですが、歯に染みる物(酸系の強い食べ物やアイスや冷えたビール等)を食べすぎるとリスクも高まるのでほどほどにして下さい。ひどく痛いと感じたり、気になる方は歯科医院を受診して下さい。暑い夏ですが、上手く対策を取りながら夏を乗り切り健康な口内を保ちましょう。健康を維持していくためには、お口のケアが大事です!
大人の虫歯は痛くない!?
6月は、虫歯予防月間となっています。大人の虫歯は意外と気づきにくいものです。痛みが伴えば分かるのですが、中にはそうではないものがあります。症状例としては、歯が白濁になっていたり、歯に黒い線や小さな穴があるなどこの段階では、痛みがないので放置される方もいますが、これは虫歯です。歯に小さな穴がある場合は、歯の内部では虫歯が大きく進行している、または詰め物をした歯と詰め物と歯の隙間に虫歯ができているのに気づかないことが考えられます。後者は、詰め物の経年劣化が原因であることも考えられます。また、歯周病などで歯茎が下がると、下がった部分に対して虫歯菌が付着します。これが蓄積されると歯を減らしてしまうので折れることがあります。なぜ気づかないのかというと、大人になるにつれて、痛みを感じる神経部分が細くなり、象牙質という部分の割合が痛みを庇うかのように大きくなってくることで、気づくのに遅れてしまうことが要因とされています。気づくことに、遅れてしまうと処置は、神経を除去するあるいは、歯を抜くという選択になります。歯に変化があるが、痛くないから大丈夫と思っていてはすでに手遅れかもしれません。6月は虫歯予防月間なので是非検診をオススメします。