一般歯科

旅先にはマイ歯ブラシセットを持参して!

今年は、お盆期間でご旅行や帰省される方が多いのではないでしょうか。そこで絶対に持って行って欲しいアイテムはマイ歯ブラシセットです。ご旅行先のホテルなどにはアメニティとして、歯ブラシセットが常備されていると思います。しかし、あの歯ブラシは毛先が硬いや、ブラシが大きすぎて上手く磨けず、歯茎から出血した経験などないでしょうか。旅先や帰省先で盛り上がってしまい、歯磨きを忘れたり、適当に済ましてしまいがちですが、歯を丁寧に磨くことを心がけて下さい。アルコール飲料を摂取した後、そのまま寝てしまうと、アルコールには糖分も含まれているので、細菌が付着したまま寝ることになります。このような行動で歯周病や虫歯の進行に繋がります。日常、歯を丁寧に磨いているのであれば継続して下さい。マイ歯ブラシセットのメリットは、自分のお口にあった歯ブラシなので丁寧に磨くことができたり、歯磨き粉にもこだわりがあると思うので、お口を清潔に保つことができます。万が一忘れた場合は、マウスウォッシュを代用して下さい。自分のお口には何が合うのか分からない方は、歯科医院で質問して下さい。お口にあっった歯磨き粉が分かれば、サンプルとしてお渡ししている医院もあるので、是非聞いてみて下さい。旅先にはマイ歯ブラシセットを忘れずに!!!

チョコレートを食べて歯が痛む経験はありませんか?

バレンタインデーの季節がやってきました。チョコレートをよく食べてしまう時期かもしれません。チョコレートを食べた時に歯が痛む経験はないでしょうか。食べた際、「キィーン」と痛むような気がしたけど、しばらくすると落ち着くので放置されることがあると思います。これは「甘味痛」と言われます。特徴としては①甘い物が歯にしみる。②冷たい物、温かい物を飲食した時にしみる。③噛むと痛みや違和感がある。があります。痛みを感じる象牙質という部分がむき出しになっているため、このような症状が現れます。原因としては①強すぎる歯磨き②糖分の摂取によって作り出される虫歯菌の酸③歯周病です。これらの対策としては、軽度であれば知覚過敏に効く歯磨き粉の使用や歯科医院での薬物塗布が挙げれます。痛みがひどくなると象牙質の外側を埋める治療法や以前、治した歯の詰め物の下が虫歯になっています。この場合は、虫歯治療のやり直しとなります。歯の変色や歯に黒い線が出来ている、詰め物と歯の間に隙間がある方は要注意です。チョコレートをたくさん食べるこの季節。歯に十分気を使って頂き美味しく食べて下さい。気になった方は放置せずに歯科医院の受診をオススメします。

オーラルフレイルという言葉をご存知ですか?

コロナ禍よりオーラルフレイルという言葉が注目されています。オーラルフレイルというのは、主にお口の周りの筋力の衰えにより滑舌や飲食の機能が低下することを言います。加齢と共に起こる現象とも言われています。最近、滑舌が悪くなっているや食べこぼしが多い、噛めない食品が多くなった等が当てはまります。原因としては、加齢と共に咀嚼力と飲み込む力の低下や歯の本数の減少です。これらは自己トレーニングや歯科検診などで予防・対処できます。自己トレーニングとしては、①口をスムーズに動かす②飲み込む力をつける③活舌をよくするなどが挙げられます。①は「う」の口で唇をすぼめた後、「い」の口で唇を横に開きます。②舌を出したまま、口を閉じて唾を飲み込む。③早口言葉を言うといったトレーニング方法があるので試して頂ければと思います。歯科検診では、噛み合わせ(入れ歯も含む)や適した入れ歯を使用しているか(長年使用されている入れ歯は適していない可能性大です。)などを定期検診で行い、口腔内を清潔に保つことが重要です。年齢と共に衰えるものと思わずに、いつまでもお口の周りの筋肉を若く保つことが、若々しく見られる秘訣かもしれないですね。少しでも気になった方は、歯科検診でチェックされてはいかがでしょうか。

朝起きて歯磨きをすることから読み取れること。

皆さんは、朝起きてまず一番にすることは何でしょうか?朝食を摂る方や仕事や学校の準備をする方など過ごし方は様々だと思います。その中でまず一番にして頂きたいことは「歯磨き」です。ある調査によると、20、30代の2割は歯磨きをしないそうです。なぜ朝起きて歯磨きをすることが大切なのかというと、就寝中は細菌をコントロールしている唾液の量が減り口内が乾燥し、細菌が増殖しているからです。大量の細菌と一緒に食べ物を食べていると考えるとゾッとしますね。朝食後の歯磨きも大切ですが、起床後に行うことは、まず歯磨きをすることを推奨します。ちなみに、起床後の歯磨きは大切ですが、就寝前や食後の歯磨きなど、こまめに歯磨きをすることを忘れないようにして下さい。単に歯を磨けば良いのではなく、虫歯予防や歯周病予防も兼ねて歯茎のマッサージ、歯と歯の間など予防の観点から歯磨きを行うことが大切です。これらを我流で行わず、歯ブラシの種類や歯間ブラシのサイズやブラッシングの仕方は異なります。洗口液のみを使用することは、歯周病予防には繋がっていません。自身のお口の状態を知るために、歯科医院を受診して自分にあったやり方や道具を見つけていきましょう。

 

前歯の虫歯のサイン

皆さんは前歯の虫歯と聞いたらどのようなモノを想像されますか?想像が付きにくいという方は、一度セルフチェックをした方が良いかもしれません。歯と歯の間が何となく黒ずんでいるなと思う方や歯の色に変化があると思われた方は虫歯かもしれません。虫歯であると、削ると大きな穴になり驚かれる方が多いです。これらは痛みを伴わないので、気づきにくいです。痛みがあると神経を取らないといけません。この治療には保険治療と自費治療があります。症状が軽い方は、保険治療でコンポジェットレジン(白い詰め物)がオススメです。デメリットとしては、欠けやすいことが挙げられるので定期的な受診が必要です。それ以上の方は、歯を被せなければならないので、保険治療の場合であると硬質レジン前装冠(金属の上に白いプラスチックを貼り付けた物)があります。これは、変色したり、根元の金属が見えるので、見た目が気になる方はオススメしません。しかし、自費治療のオールセラミッククラウン(金属を使わないセラミックの被せ物)は、染みることなく耐久力もあり変色せず綺麗に仕上がります。前歯の虫歯にならないようにするためには、日常歯磨きの徹底です。前歯に磨き残しがある場合がほとんどなので、歯の表面はもちろん歯と歯の間や歯の裏も1本1本丁寧にブラッシングすることを心がけて下さい。前述しましたが、前歯の虫歯は痛みがなく気づきにくいです。少しでも異変を感じたら歯科医院で診断してみて下さい!

歯周病が原因となる虫歯

夏になってきて、アイスなどの冷たい食べ物が欲しくなりますよね。歯を磨いていると、歯茎が下がってきており段差になっているなと感じたり、歯が染みるという経験はないでしょうか。歯茎が下がってきているのは、歯の根の部分の虫歯リスクが大きくなります。放置していると、歯茎が下がった部分に対して虫歯ができます。(根面う蝕)原因としては、①歯周病が進行している。②誤ったブラッシングをしている。③歯ぎしりや食いしばり④口呼吸によるドライマウスの方などが挙げられます。歯茎が下がっていることに対しての治療方法は、減った歯の根元に白い詰め物を入れた後、歯周病の予防を行います。予防としては、ブラッシング指導、歯ぎしり・嚙み合わせの調整などが挙げられます。これらは、保険治療で出来るのでお気軽にご相談下さい。また、歯周病予防の一番は日々のブラッシングです。適切なブラッシングをするために指導をさせていただきます。歯科医院にブラッシング指導のみ?と思わずに検診を受けて頂き、歯周病リスクを減らし、歯茎が下がらない健康な歯を保ちましょう。

夏バテからくるお口トラブル

暑い日が続き、食べ物や飲み物に偏りが出る方もいらっしゃると思います。熱中症や夏バテは、免疫力の低下からお口の中にも細菌が溜まりやすく歯周病の原因にも繋がります。また、サインとしてはお口の中が乾燥することも挙げられます。そうなると、お口の中のネバツキで口臭がキツくなります。中には、舌が白くなる方やひび割れや歯茎からの出血が出る方がいます。歯のツヤがなくなるなどの症状が出ます。こうした症状を防ぐためには、唾液の分泌を促すことが重要です。唾液量が少ないと感じた時は、サインですので上記のような症状が出る前に夏バテ対策をしていきましょう。しかし、冷たい食べ物や飲み物の取りすぎが原因で知覚過敏に繋がる可能性があるので注意が必要です。エナメル質が剥がれたり、炭酸飲料などに含まれる酸が原因でエナメル質が溶けたりします。ブラッシングなどの日々の取り組みも重要ですが、歯に染みる物(酸系の強い食べ物やアイスや冷えたビール等)を食べすぎるとリスクも高まるのでほどほどにして下さい。ひどく痛いと感じたり、気になる方は歯科医院を受診して下さい。暑い夏ですが、上手く対策を取りながら夏を乗り切り健康な口内を保ちましょう。健康を維持していくためには、お口のケアが大事です!

大人の虫歯は痛くない!?

6月は、虫歯予防月間となっています。大人の虫歯は意外と気づきにくいものです。痛みが伴えば分かるのですが、中にはそうではないものがあります。症状例としては、歯が白濁になっていたり、歯に黒い線や小さな穴があるなどこの段階では、痛みがないので放置される方もいますが、これは虫歯です。歯に小さな穴がある場合は、歯の内部では虫歯が大きく進行している、または詰め物をした歯と詰め物と歯の隙間に虫歯ができているのに気づかないことが考えられます。後者は、詰め物の経年劣化が原因であることも考えられます。また、歯周病などで歯茎が下がると、下がった部分に対して虫歯菌が付着します。これが蓄積されると歯を減らしてしまうので折れることがあります。なぜ気づかないのかというと、大人になるにつれて、痛みを感じる神経部分が細くなり、象牙質という部分の割合が痛みを庇うかのように大きくなってくることで、気づくのに遅れてしまうことが要因とされています。気づくことに、遅れてしまうと処置は、神経を除去するあるいは、歯を抜くという選択になります。歯に変化があるが、痛くないから大丈夫と思っていてはすでに手遅れかもしれません。6月は虫歯予防月間なので是非検診をオススメします。

歯磨き粉の選び方

近年、歯磨き粉の種類が多すぎて迷う方は多くいるかと思います。目的にあった歯磨き粉を選ぶことは大切ですが、1種類のみではなく、複数を使い分けることもオススメしたいと思います。歯磨き粉の種類としては、①歯周病予防②口臭予防③虫歯予防のための高濃度フッ素④ホワイトニングなどが挙げられます。そこから形状もペースト状であったり、ジェル状や液体などに分かれていきます。例えば、歯周病患者様に歯周病予防の効果が高い歯磨き粉で歯磨きをすると出血が抑えることが出来たり等、検診で分かったからこそ適切に対処できたりします。また、虫歯予防を目的とすると、朝はホワイトニング機能を持った歯磨き粉を使用し、就寝前は高濃度フッ素配合の歯磨き粉を使用するなど、シーンによって使い分けることも効果的だと考えています。自身でお好きな歯磨き粉を選ぶのも良いですが、自身の歯の状態を知らないのに間違った歯磨き粉を選択してしまうと歯磨きの効果が薄れてしまうのではないでしょうか。まず、自身の歯の状態を知るためにも歯科検診で適切な指導を受けた上で、歯磨き粉を選択されるのがより高い効果を発揮します!

 

巣ごもり生活でお口の中は黄色信号?

気温が暖かくなってきて、過ごしやすい季節となりました。生活様式が変わり、規則正しい生活から少しかけ離れている方もいるのではないでしょうか。来院される患者様で最近来たばかりなのに、多くの虫歯予備軍が増えていたなど、虫歯や歯周病が増えているように感じます。考えられる要因としては、先ほど述べていますが、生活様式の変化や新型コロナウィルスの影響で蔓延防止措置だったことによる受診控えなどの社会的要因が考えられます。歯が薄く感じたり着色している、モノがよく挟まる、歯茎が下がっているように感じるなど、又はマスク生活の影響か口臭や口が大きく開かないなど、いつもと違う違和感を感じている方は黄色信号だと思います。鏡の前で自身のお口の中をじっくりと見てみて下さい。「こんな感じだったかな。。?」と思う方は上記に当てはまるかもしれません。詰め物が取れやすくなっている方は、そこに虫歯があるので取れている方もいます。季節が変わり様々なことに挑戦していきたいと思う時期だと思います。少し避けていた歯科検診を今一度行って、お口の健康寿命を伸ばしませんか?

ゆか歯科クリニック

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