ブラッシング・歯磨き

歯磨き粉の選び方

近年、歯磨き粉の種類が多すぎて迷う方は多くいるかと思います。目的にあった歯磨き粉を選ぶことは大切ですが、1種類のみではなく、複数を使い分けることもオススメしたいと思います。歯磨き粉の種類としては、①歯周病予防②口臭予防③虫歯予防のための高濃度フッ素④ホワイトニングなどが挙げられます。そこから形状もペースト状であったり、ジェル状や液体などに分かれていきます。例えば、歯周病患者様に歯周病予防の効果が高い歯磨き粉で歯磨きをすると出血が抑えることが出来たり等、検診で分かったからこそ適切に対処できたりします。また、虫歯予防を目的とすると、朝はホワイトニング機能を持った歯磨き粉を使用し、就寝前は高濃度フッ素配合の歯磨き粉を使用するなど、シーンによって使い分けることも効果的だと考えています。自身でお好きな歯磨き粉を選ぶのも良いですが、自身の歯の状態を知らないのに間違った歯磨き粉を選択してしまうと歯磨きの効果が薄れてしまうのではないでしょうか。まず、自身の歯の状態を知るためにも歯科検診で適切な指導を受けた上で、歯磨き粉を選択されるのがより高い効果を発揮します!

 

むし歯リスクを減らし健康な歯作りの1年に。

新年あけましておめでとうございます。お正月にたくさん食べて飲んだなという方たくさんいらっしゃいますよね?そういう時はより一層歯のケアは大切です。ケアを怠っていると、自分の歯を鏡で見た時に歯茎が赤く腫れているや出血している、歯が以前より長く見える(歯肉退縮)や歯と歯の間がグラついてすきっ歯に見えるなど感じることがあるかと思います。これらは歯周病が原因です。歯が抜ける原因になりますので上記に該当すると感じた時は注意して下さい。普段からできる対策として、歯ブラシに力を入れすぎない等の歯周病予防のための適切な磨き方を歯科医院で指導を受けて下さい。また、定期的な歯石の除去や嚙み合わせの検査などがオススメです。洗口剤を併用することも良いと思います。もちろん、生活習慣の見直しを見つめ直して頂き、今年は歯に関するストレスなく、健康な歯を作っていきましょう。そのためには毎日のケアの積み重ねです。新年なので歯に良い習慣を身につけて、健康な歯を作る1年にしていきましょう!

親知らずは残しますか?抜きますか?

食欲の秋となり、食べ物が美味しい季節となりました。美味しいものを美味しく食べるためには、親知らずを置いておくか、抜くべきかと悩んでいる方はいませんか?気づけば親知らずは、生えているかと思います。そもそも親知らずは、抜くものでしょうか。今回は、置いておく場合と抜く場合を説明します。置いておく場合に考えることは、生え方です。歯列に沿って上下の親知らずが綺麗に、まっすぐ生えている方や親知らずが歯茎に被っていない方です。このような場合はわざわざ抜く必要はありませんが、綺麗に保つ努力をしなければなりません。日々の徹底したブラッシングです。親知らずは磨きにくい場所なので、専用のブラシに変えるなどの対処が必要です。また、フッ素などで初期虫歯や歯周病予防が必要です。最終的に親知らずは、入れ歯やブリッジの土台になるので、綺麗に維持することは将来的に有利になると思います。また、移植や矯正で動かすことにより、失った歯の代用も可能です。抜く必要がある場合は、斜めや横に生えたりする場合です。この場合は周りの歯に影響し、健康な歯が虫歯や歯周病に脅かされます。親知らずが生えかけてきた時には、上記のようなことが考えられますので、まずは歯科医院に相談し適切な処置を取ることをおススメします!

6月は虫歯予防月間!

新型コロナウィルスの終息が中々見えません。気の緩みが感染拡大に繋がらないよう予防を徹底していきましょう。口内を清潔に保つことが新型コロナウィルスの予防にもなりますし、虫歯予防にも繋がります。6月は虫歯予防強化月間です。今一度、夏に向けて歯の状態を綺麗に保ちませんか?虫歯予防に必須なのが、フッ素予防だと思います。定期的なフッ素塗布は予防はもちろんのこと、日常生活では高濃度フッ素が含まれている歯磨き粉を使用することも予防になります。歯科医院では、高濃度フッ素(F1450)が含まれている歯磨き粉があります。高濃度フッ素入りの歯磨き粉の特徴として、歯を白くする成分が含まれていたり、歯槽膿漏・歯肉炎の予防にもなります。是非、今月は歯の検診を受診して頂き、日常生活では高濃度フッ素入りの歯磨き粉や口臭ケアなどに役立つ液体状の歯磨き(デンタルリンス)の併用をして頂き、口内を爽快に保ちながらコロナにも虫歯にも負けない健康な歯を保ちましょう!

乳歯から歯を大切に。

乳歯が生えそろうのは平均で3歳前後です。お子様の歯のお手入れをするのに苦労されている方もいるのではないでしょうか。「いずれ抜ける歯だから少しくらい適当でも良いのではないの?」と思うかもしれませんが、ケアを大切にしておかなければ永久歯に影響が出てしまいます。乳歯の虫歯を放置してしまうと菌が、歯の根っこにまで達し、そこに膿が溜まります。永久歯は、乳歯の真下にあるので、膿が溜まったところから生えてきます。その時に、永久歯が虫歯菌に感染して変色した歯が生えてしまいます。虫歯菌に感染した永久歯は、虫歯になるリスクも高くなります。また、噛む力(咀嚼力)や顎の発達に大きく影響します。子供の骨は発展途上です。虫歯がある歯を避けて反対側ばかりで噛んでしまうとバランスが悪くなり、顎が変形したり顔のバランスが悪くなることもあり得ます。それらを防ぐために、お子様が1人で歯磨きをした後は必ず仕上げ磨きをしましょう。その際、気になる箇所(変色や歯並び等)があった場合はすぐに受診して相談して下さい。子供の噛み癖も注意し、片側だけに偏った噛み方や噛まずに飲み込む等をしていれば歯や顎に原因がある可能性があります。子供の歯の定期検診は3カ月に1度が目安です。フッ素予防もするのでより安全で、削らず健康な歯で健康な永久歯になると思います。一生健康な歯を保つために乳歯から予防と検診に努めましょう!

受診控えは歯にリスク!?

あけましておめでとうございます!新型コロナウィルスの発覚から1年が経ちましたが、未だ感染拡大が広がる一方です。外出自粛などを徹底されていると思いますが、診療所に行くことは不必要な外出ではないと思います。なぜなら、歯科治療や口腔ケアは感染症の予防に役立つと考えられています。ウィルスは目・鼻・口から侵入し感染すると言われています。口に焦点を当てると、歯周病に含まれる細菌はウィルスを体内の粘膜細胞に侵入し、心疾患や糖尿病のリスクも高まると言われています。細菌数の少ない口内では感染症の感染が減ると言われ、新型コロナウィルスの予防にも繋がります。お正月で不規則な生活になり、お口のケアを怠った方や以前の検診から月日が経ち、歯ブラシだけでは磨ききれなかった部分は歯石となっている可能性があります。ほとんどの医院は感染拡大防止対策を徹底的に行っていると思います。もちろん当院も様々な対策を講じています。歯科検診は定期的に行い、お口の中を綺麗に保ち良い1年のスタートを切りませんか?

 

秋の季節。歯もキレイにしませんか?

歯を少しでも白くして綺麗に見られたい!という方がTVをはじめとして増えているような気がします。歯のクリーニングといえば、ブラッシングやスケリーング(歯石除去)などの保険診療を想像しますが「PMTC」という方法があるのはご存知でしょうか?(ホワイトニングの様に歯を白くするわけではありません。)PMTCとは専門家が専門の器具を使用し、徹底的に歯を清掃・研磨し、虫歯や歯周病の予防を目的とした施術法です。普段のブラッシングなどでは落としきれない歯垢が歯と歯の間や歯茎の境目などに残ってしまいます。それらは、歯周病や歯肉炎の原因となります。このような歯垢の毒性は歯肉の外の目に見える歯垢の何十倍になっています。これを長く放置してしまうと、口臭がひどくなったり歯が抜け落ちる原因となります。それらの予防を目的としたのが「PMTC」なのです。これはエナメル質のケアに繋がります。歯にキズが付くと歯がくすんで見えたり、着色の原因となります。大切なことは、なめらかなエナメル質をいかにキープするかです。歯の表面がツルツルとした感触になり、これを一度行うと汚れが付きにくくなります。エナメル質のケアをし、歯周病などのケアも同時にできる「PMTC」を是非一度試して下さい。これは自費診療となります。参考に当院では、上下の歯5,000円(税別)ずつです。どちらか一方でも出来ます。この季節、白く美しい健康な歯を目指しませんか?

コロナが落ち着いたら歯の検診へ

コロナの影響で歯の定期検診に行けていない方が多いのではないでしょうか。最近の患者様の多くには、疲れや肩こりの症状がお口の中に影響しているように思います。歯肉の腫れや食いしばり、根の先が膿んで腫れていた歯茎が潰れてしまっている方などお口の中への影響は様々です。自粛期間中にそのような症状に身に覚えはありませんか?また、多くの皆様は生活習慣が変わったと思います。そのためブラッシングなど、普段していた習慣を忘れている方も多いのではないでしょうか。ブラッシングをゴシゴシと力強く磨いたせいで知覚過敏になっている。朝起きた時の口臭がひどくなった。口のネバツキが増えたなど以前とは違う症状が現れていないでしょうか。中高年の方では、入れ歯に違和感ありませんか?入れ歯のバネの緩みや噛み合わせが悪くなった方、汚れや着色がついている方もいらっしゃるのではないでしょうか。普段、定期検診を受けられてた方が来院されていないケースも見かけます。何の症状がなくても歯周病などは進行しています。自粛が明けて世間は普段通りになったとしても、お口の中はSOS状態です。是非、コロナが落ち着いた時期に歯の定期検診を受けることをおススメします。

知覚過敏などの歯が染みるお悩みの方へ

最近、「虫歯なのか知覚過敏なのか分からないです。」という患者様が多数来院されます。知覚過敏とは、歯の表面のエナメル質が削れて、痛みを感じる部分の象牙質がむき出しになっている状態を指します。理由としては、①間違ったブラッシング②炭酸飲料等の過剰摂取③歯ぎしり④噛み合わせの悪さなどが挙げられます。これらに当てはまり、知覚過敏を放置してしまうと虫歯に繋がっていきますので注意して下さい。知覚過敏の一般的な予防策として、知覚過敏を抑える効果のある歯磨き粉の使用やエナメル質をすり減らす歯磨きの仕方(強い力で横磨きをする等)を変えることが挙げられます。一向に治らないという方は、歯科医に相談すると・正しいブラッシング指導・染みるのを抑える薬の塗布・レーザー照射や減ったエナメル質を補うための詰め物を充填する改善法があります。歯が染みるだけでは、虫歯か知覚過敏なのかが分からないですが、どちらも歯科医院で原因を調べて頂き、早期治療を施すことが気持ち良く好きな食べ物を食べられる日が近くなります!

口元のケアで印象は変わる⁉

4月から新生活をスタートする方がたくさんいらっしゃるかと思います。その場合、見た目や印象が気になりませんか?特に口元は自他共によく見ていますし、よく見られていると思います。最近患者様からは、・前歯の差し歯が黒ずんで見える・根元の金属が黒ずむ・隙間が空く・詰め物に段差が出来ているというお声を頂きます。また、歯石が溜まって歯が繋がっているように見えたり、歯茎が腫れたり、口臭が気になる等々。痛みはないですが、そこには何らかの症状が隠れています。歯周病の初期段階や隠れ虫歯が潜んでいる場合があります。悪化してしまうと費用や時間がかかってしまいます。歯石の除去など歯の掃除を行い、ブラッシングのチェックを受けたり、古い差し歯や詰め物であれば新しく入れ替えることで、改善されます。今のお口の状態にあった美しく自然な歯に見えたり、顔の形も綺麗になると思います。少しでも気になる部分がある方は気軽に受診していただき、新生活を良い印象でスタートさせていきましょう!

ゆか歯科クリニック

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