ブラッシング・歯磨き

歯ブラシの選び方について

使いやすさで選んでしまいがちな歯ブラシですが、歯ブラシの目的は【歯を磨くこと】と【歯周予防のために歯茎を磨くこと】の2種類があることをご存知でしょうか?お子様に至っては、乳歯と永久歯が混在しているので磨き方には注意が必要です。大人の方は、親知らずや八重歯等お手入れしにくい場所に生えていると、ヘッドの小さいブラシなどを使って磨く必要があります。歯間、歯頚部から奥歯まで磨くためには目的にあった歯ブラシが必要です。歯ブラシは、毛の硬いものと毛の柔らかいものがあります。毛が硬いものであると歯を傷つけてしまう恐れがあるので、知覚過敏が起こりやすくなります。毛の柔らかいものだと歯茎のマッサージが充分にできず、汚れが落ちにくくなります。どちらのブラシにもメリット・デメリットはありますが、歯周病予防には毛が柔らかめですが、コシ(弾力性)があるブラシが適しています。お口の健康には、歯ブラシ1本だけなく、被せ物の周りを磨く小さなブラシや歯間ブラシ・フロス等の併用も時には必要です。まず第一歩として、人によって歯並びやお口の状況が違います。歯ブラシの大きさ・硬さや磨き方が異なるので、一度歯科医院で歯ブラシのサイズや磨き方をチェックをしてもらい、虫歯や歯周病を予防しましょう。

お口の清掃に洗口液と液体歯磨きを使っていますか?

9月に入り、新しい生活のスタートを気持ち良くするためには、お口のケアが必要不可欠ではないでしょうか?最近、液体歯磨きや洗口液が流行していると思います。私の周りにも、毎日洗口液だけで済ます方も増えてきています。しかし、洗口液と液体歯磨きでは用途が異なることをご存知ですか?洗口液とは、日常の歯磨きの後に使用するもので、主に歯垢や口臭といった口内トラブルとなる原因を洗い流してくれます。液体歯磨きとは、お口に含んですすいだ後、チューブ状の歯磨き粉と同様にブラッシングしていきます。泡立たないということがメリットで、時間をかけて歯を1本1本丁寧に磨くことができ、歯周病予防の歯ブラシには適します。歯面をよく磨きたい時は、チューブ状の歯磨き粉を使い、時間をかけて丁寧に磨きたい時は、液体歯磨きを使うことです。毎日使用する洗口液と液体歯磨きの用途を使い分けることで効果を得られます。歯磨きをしっかりとした上で用途に応じて正しく使い分け、虫歯や口臭・歯周病予防に気を配って下さい。

親知らずを気にしたことはありますか?

ご自身の親知らずの状態を確認したことはありますか?大人になると親知らずが生えてくる方が多いと思います。親知らずの生え方にも様々あり、気づく人と気づかない人がいます。また、お口の一番奥にあるため、手入れにも苦労すると思います。生えていると思ったサインは噛み合わせがおかしくなったと感じたり、頬を噛んでしまったり、歯が歯茎に当たる時だと思います。

生え方には、3種類あります。①真っ直ぐに生える。②斜めに生えている。③歯茎や骨の下に埋もれている。①に関しては、ご自身ですぐに確認する事ができますが、③に関しては全く気付かず痛くなって、初めて気づきます。抜いた方が良いとされる親知らずは②と③です。②は横の歯に当たり、影響を及ぼしてしまっているものです。放っておくと虫歯や歯周病の原因に繋がります。③の場合は、骨が柔らかい間に抜くと比較的抜きやすいです。①~③を全て抜いた方が良いとは限りません。歯ブラシで磨くことが難しい場合は、小さいブラシで手入れが出来れば、問題ないと思います。親知らずが気になる方は、お手入れ方法や抜くべきか置いておくべきか噛み合わせの調整と共にご相談下さい。

歯茎の黒ずみ気になりませんか?

鏡で自分の歯茎を見た時、歯茎が黒いかなと感じたことはございませんか?歯茎が黒ずんで見える原因は主に4つございます。①差し歯、被せ物②喫煙③メラニン色素の沈着④歯周病が挙げられます。特に①の患者様が意外と気になっていると思います。原因としては、歯科治療で歯を被せた際、数年経つと差し歯の土台部分の金属に含まれる銀合金が溶け出してしまっているからです。(金属を使わない土台を使用する治療に変えることも出来ます。)被せ物の場合、金属が歯周病によって、歯茎が下がって透けて見えてきます。これは歯茎の高さに合わせて、新しく被せ直すと改善されます。また、喫煙やメラニン色素が沈着して黒ずむ原因は、レーザー治療によって改善されます。歯周病が原因である場合は、歯のお掃除による除石・ブラッシング指導・噛み合わせの調整・詰め物の再治療などで改善されます。黒ずみを解消するには、何が原因なのかを把握する必要がありますので、お気軽にご相談ください。

お口の臭い、気になりませんか?

日頃、お口の臭いを気にしたことはありませんか?口臭の原因は2つあります。1つは全身疾患からくる内臓関係の病気(消化不良、糖尿病)などがあります。2つ目はお口の中に原因があり、舌の汚れ・入れ歯の汚れ・虫歯・歯周病が考えられます。舌の汚れとは、舌の色が変わっていたり舌の上でザラザラとした苔のような塊がある状態のことを言います。舌汚れの対策としては、舌ブラシを使用し優しくなでる様にすることがコツです。その際、やりすぎには注意して下さい。

虫歯が臭う原因は、虫歯の穴に食べ物が詰まりそれが腐敗し、ガスが発生したりするとすごく臭います。神経が死んでしまって壊死すると痛みは感じませんが骨の中で膿んでしまい、膿の臭いがかなりきつく口臭の原因になります。

歯周病は、歯茎が腫れて細菌が溜まり骨を溶かして膿んでいく病気ですが、痛くはないですが朝起きた時のお口のネバネバと共に強烈な臭いがしています。

その他の原因として、入れ歯に食べカスや歯石が付着したり、コーヒーやタバコなどの着色が口臭の原因となっています。入れ歯の手入れを欠かさず行いましょう。

お口の中の病気で起こる口臭は、早期発見・治療ですぐに改善されることなので一度ご自身で確認してみて、歯科医院で相談してみましょう。

あなたにあった治療方法やケアの仕方が見つかると思います。

間違った歯ブラシで知覚過敏を起こしていませんか?

虫歯もないのに、歯がしみてしまう症状が起きたことはないですか?これは知覚過敏と言い、このような症状は歯ブラシの仕方が原因になっているかもしれません。硬いブラシで歯の根元をゴシゴシと磨いているとエナメル質が薄くなり、象牙質が露出し歯がしみてしまいます。歯ブラシの磨き方のポイントは、歯と歯茎の間(歯周ポケット)に歯ブラシの毛先を入れ、小刻みに動かします。ここで気を付けて頂きたいのは、強く磨かないことです。これは、歯や歯茎を傷めるだけで逆効果になり、実は磨けていません。おススメの歯磨きの仕方は、1日最低2回は歯磨きをすることです。歯磨きは歯茎のマッサージと歯を綺麗にしているということを心がけ、1本1本を丁寧に磨いてみて下さい。歯並びなど個人差がありますので、あなたにあった歯ブラシと歯磨きの仕方を歯科医院で相談してみて下さい。

心機一転、歯も白く

口元が綺麗だと笑顔が素敵だと思いませんか?歯が白いと清潔感があり、明るく見えるため印象がアップします。歯は年齢とともにくすんでしまいます。また、コーヒー、お茶、ワインなどによる着色や歯の神経を失ったために変色することがあります。これらの症状は、歯のクリーニングだけでは落ちません。より専門的な機器を用いてクリーニングする(PMTC)事で、歯の着色汚れを落とすことができます。更に、歯の色そのものを白くすることをホワイトニングと言います。ホワイトニングは1本の変色した歯からでも処置することができます。又、前歯6本(前から見える歯)をまとめて白くすることもできます。まとめて白くする方が、全体的に明るくなるため、より美しく見えます。歯を白くする方法は、ホワイトニング以外にもあります。セラミックを使って歯を被せたり、部分的に覆うことで歯の白さと機能を回復することができます。歯の色や形にコンプレックスをお持ちの方は、色々な方法で解決できる可能性があるため、一度歯科医院に相談してみてください。新しい一年を白い歯で気持ち良く過ごしてみませんか?

歯石の除去を定期的に行っていますか?

そもそも歯石とは何で出来ているかご存知でしょうか?お口の中の細菌が増えてねばねばした塊になることを歯垢(しこう)又はプラークと言います。例えば、舌で前歯の裏を触ったときにねばねばした状態になっていることがありませんか?それが歯垢です。その歯垢にお口の中のカルシウム成分等がくっついて固まった状態を歯石と言います。舌で前歯の裏を触ったときに、固まってざらざらしてきたらそれはもう歯石です。歯石になると、固いだけでなく、歯の根元にも付着しますので歯ブラシでは絶対に取れません。歯石の中では細菌が増殖していくため、歯を支えている骨を溶かしていきます。腫れた歯茎の下でどんどん骨が痩せていき、歯を支えきれなくなります。そのまま放置しておくと、歯がぐらぐらして噛めなかったり、自然に抜け落ちたりします。これが歯周病の怖いところです。重症になるまで痛みが無いため、気づかないところで歯周病は進行していきます。歯周病を防ぐためには、定期的に歯石を除去することが必要です。毎日の歯磨きでは行き届かない部分があるため、歯科医院でしっかり除去してもらいましょう。目安としては半年から10か月以内がおすすめです。歯のクリーニングをしたい(歯石を除去したい)、歯の定期検診を受けたいと伝えましょう。今まで気づかなかったお口のトラブルもわかるかもしれません。

歯は抜きっぱなしでも大丈夫?

虫歯や歯周病等の歯の痛みで悩んでおられる方から「歯を抜いたら痛みが無くなりますよね?」と質問を受けることがあります。確かに痛みの原因である歯を抜くことによって、急性症状は落ち着きます。しかし、歯を抜かざるを得なくなるまで放置されたお口の中は、あごの骨が痩せて入れ歯を入れたり、インプラントを入れることが難しくなります。歯を一本失うと、噛み合わせていた相手の歯が伸びてくる、両隣の歯が倒れてくる、お口のバランスが崩れて顎関節に問題が起きる(頬がコケる、シワが増える)、食べ物がこぼれたり上手く噛めない等、深刻な状態となります。当然ですが、伸びたり倒れてきた歯はいずれ抜かなければなりません。その予防のためには入れ歯やブリッジ、インプラント等で失った歯を補う必要があります。ただし、歯の奥にある親知らずは噛むことに影響がないため、健康な歯を守るために抜いてしまっても支障はありません。歯が抜けた状態をそのままにしておくと、他の健康な歯にも深刻な影響を与えてします。虫歯のチェックと歯周病の予防は定期的に続けてください。歯周病の予防には歯石の除去と正しいブラッシング(歯磨き)が有効です。

歯間ブラシを上手に使えていますか?

歯ブラシだけでは取り切れない汚れをとるものとして、歯間ブラシがあります。

被せ物の中のブリッジが入っている人や歯と歯の間が広い人、歯周病が進行してきている人は必ず使う必要があります。

歯間ブラシの使い方は、歯と歯の間にゆっくり歯茎に沿わせながら挿入し2、3回前後させるようにして動かします。その際、無理な力をかけて歯間ブラシの奥まで突っ込まず、ブラシの部分のみで清掃してください。

歯間ブラシにはサイズがたくさんありますので、歯茎の状態や歯と歯の隙間の大きさに合ったサイズを選ぶことが重要です。

同じ口でも使うブラシを分ける必要もあります。

歯茎に炎症があったり、歯間ブラシが入りづらい場所に無理やり入れると、歯や歯茎がすり減ることがあり、かえって歯肉炎の原因になります。

お口の状態も年々変わってきますので、歯ブラシで綺麗に磨きながらも、正しい歯間ブラシの選択と使用を心がけてください。

 

ゆか歯科クリニック

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