予防歯科
マスクを着用している今だからこそできること。
大変暑い時期になりましたね。熱中症対策は万全にして過ごして下さい。しかし、コロナの影響でマスク着用がノーマルとされている時だからこそ、前歯など人の目に付く部分の治療を行いませんか?普段の日常からマスクを着用しているので、前歯など人の目に付くような部分の治療がしやすくなっています。前歯を差し歯やブリッジにしている方や歯周病で歯が無くなりそうな方など、今まで思い切って治療出来なかった方が対象になるのではないでしょうか。このような治療は長期間、前歯を削ったり、前歯が無くなったりします。また、古い入れ歯を使用している方や無理矢理、自分のお口と不適合な入れ歯・ひび割れや破折したまま使用している方はいらっしゃるのではないでしょうか。放置していると顎がズレたり、食べ物を美味しく食べることが出来ません。マスクを着用しているので、根本的にしっかり治療できます。今まで歯を削ることなどに消極的になっている方など歯の悩みで躊躇していた方は思い切ってお口に合った綺麗な前歯や入れ歯にしませんか?マスクが外れた時に自身を持って笑顔で人と会えるでしょう。きっと印象が変わると思います。
意外と怖い?歯周病との関係性
皆さんは、歯周病など歯のトラブルがあった時放置をしたりしていませんか?「全身の健康は歯の健康から」と言われるように歯のトラブルが様々な所に関連していたことはご存知でしょうか?例えばですが、歯周病とメタボリックシンドロームは関係していると言われています。歯周病になっていると噛む機能が低下し、噛む力が弱くなり肥満になりやすくなります。また、歯周病の原因菌が血管に入り、血糖値を管理するインスリンの働きが低下し糖尿病を促進させてしまうなど・・・生活習慣病と密接に関係しており、心疾患の病気と関連していることが最近の研究で取り上げられています。このように歯のトラブルが体全体に行き渡っているように感じませんか?コロナの影響で生活習慣が不規則になってしまっている方、歯の検診に長い間受診していない方は、歯石などが付着しているかもしれません。歯並びや噛み合わせの悪い方、歯茎からの出血や歯がグラグラする、前歯が長くなったと感じている方、歯と歯の間が開いて来たと感じている方は赤信号です。歯周病の原因は様々なことが考えられます。なので、目に見えない所で進行しているかもしれません。怖いなと感じた方は歯科医院に受診をオススメします。
6月は虫歯予防月間!
新型コロナウィルスの終息が中々見えません。気の緩みが感染拡大に繋がらないよう予防を徹底していきましょう。口内を清潔に保つことが新型コロナウィルスの予防にもなりますし、虫歯予防にも繋がります。6月は虫歯予防強化月間です。今一度、夏に向けて歯の状態を綺麗に保ちませんか?虫歯予防に必須なのが、フッ素予防だと思います。定期的なフッ素塗布は予防はもちろんのこと、日常生活では高濃度フッ素が含まれている歯磨き粉を使用することも予防になります。歯科医院では、高濃度フッ素(F1450)が含まれている歯磨き粉があります。高濃度フッ素入りの歯磨き粉の特徴として、歯を白くする成分が含まれていたり、歯槽膿漏・歯肉炎の予防にもなります。是非、今月は歯の検診を受診して頂き、日常生活では高濃度フッ素入りの歯磨き粉や口臭ケアなどに役立つ液体状の歯磨き(デンタルリンス)の併用をして頂き、口内を爽快に保ちながらコロナにも虫歯にも負けない健康な歯を保ちましょう!
トーリトメントとホワイトニングの違い
ご入学・入社おめでとうございます!この春から新しいスタートを切る方がたくさんいらっしゃると思います。人の印象は口元で決まると言っても過言ではありません。やはり、歯が綺麗と印象も気持ちも違いますよね?今回は歯の手入れとして自費治療ではございますがホワイトニングをご紹介します。毎日、飲食されると歯が変色します。変色には、コーヒーなどの着色など色々あります。元々、歯が黄色の方もいると思います。それらを白くすることがホワイトニングです。ホワイトニングの種類にはオフィスとホームがあります。当院では併用しており、2週間から3週間程度で患者様が望む歯の白さになります。お値段としては、歯1本に対して1~1,5万円(税別)となっています。歯の色自体が気になり、白くされたい方が漂白を兼ねた処置方法です。また、ホワイトニングは高いが歯を綺麗にしたいという方はトリートメントがオススメです。ブラッシングをした後でも、歯がくすんで見える方もいると思います。それは歯のエナメル質が微細な傷がついている状態だからです。なので、表面にペーストを塗ることによって傷ついたエナメル質が修復し、歯がクリアに見え歯が輝き、ツルツルとした感触になります。歯自体が白くなる訳ではなく、汚れを寄せ付けない効果を得ることが出来ます。フッ素効果もあるので、虫歯・歯周病予防にもなります。お値段としては、上の歯・下の歯で5,000円(税別)ずつです。半年毎にメンテナンスを兼ねて来院して頂くことが効果的です。ホワイトニングをした後にトリートメントを行うと持続的に歯が白く、美しいままになるので是非お試し下さい。
乳歯から歯を大切に。
乳歯が生えそろうのは平均で3歳前後です。お子様の歯のお手入れをするのに苦労されている方もいるのではないでしょうか。「いずれ抜ける歯だから少しくらい適当でも良いのではないの?」と思うかもしれませんが、ケアを大切にしておかなければ永久歯に影響が出てしまいます。乳歯の虫歯を放置してしまうと菌が、歯の根っこにまで達し、そこに膿が溜まります。永久歯は、乳歯の真下にあるので、膿が溜まったところから生えてきます。その時に、永久歯が虫歯菌に感染して変色した歯が生えてしまいます。虫歯菌に感染した永久歯は、虫歯になるリスクも高くなります。また、噛む力(咀嚼力)や顎の発達に大きく影響します。子供の骨は発展途上です。虫歯がある歯を避けて反対側ばかりで噛んでしまうとバランスが悪くなり、顎が変形したり顔のバランスが悪くなることもあり得ます。それらを防ぐために、お子様が1人で歯磨きをした後は必ず仕上げ磨きをしましょう。その際、気になる箇所(変色や歯並び等)があった場合はすぐに受診して相談して下さい。子供の噛み癖も注意し、片側だけに偏った噛み方や噛まずに飲み込む等をしていれば歯や顎に原因がある可能性があります。子供の歯の定期検診は3カ月に1度が目安です。フッ素予防もするのでより安全で、削らず健康な歯で健康な永久歯になると思います。一生健康な歯を保つために乳歯から予防と検診に努めましょう!
受診控えは歯にリスク!?
あけましておめでとうございます!新型コロナウィルスの発覚から1年が経ちましたが、未だ感染拡大が広がる一方です。外出自粛などを徹底されていると思いますが、診療所に行くことは不必要な外出ではないと思います。なぜなら、歯科治療や口腔ケアは感染症の予防に役立つと考えられています。ウィルスは目・鼻・口から侵入し感染すると言われています。口に焦点を当てると、歯周病に含まれる細菌はウィルスを体内の粘膜細胞に侵入し、心疾患や糖尿病のリスクも高まると言われています。細菌数の少ない口内では感染症の感染が減ると言われ、新型コロナウィルスの予防にも繋がります。お正月で不規則な生活になり、お口のケアを怠った方や以前の検診から月日が経ち、歯ブラシだけでは磨ききれなかった部分は歯石となっている可能性があります。ほとんどの医院は感染拡大防止対策を徹底的に行っていると思います。もちろん当院も様々な対策を講じています。歯科検診は定期的に行い、お口の中を綺麗に保ち良い1年のスタートを切りませんか?
年末に向けて歯を綺麗にしませんか。
歯磨きをした後、鏡で自分の歯をチェックした時、歯の溝に黒い線があったという経験をされた方はいらっしゃらないですか?これの正体として考えられるのは3つです。1番多いのは虫歯です。むし歯菌によって歯を形成しているミネラルが溶かされ、溶かされた箇所に食品などの色素が沈着することで歯が黒くなると考えられています。歯磨きで全く取れない場合や黒い線が徐々に広がっている、周りが凹んで見えるなどの症状がある場合は要注意です。初期の虫歯であれば削ることはありません。フッ素の塗布による予防と経過観察で済みます。中期以降になるとその歯を削って、白い詰め物をするなどが挙げられます。症状が進行し最悪の場合は、穴が大きくなったり神経を取る処置や銀歯を詰めたり被せたりするので治療の回数が増えます。他に挙げられることは、着色汚れや歯石である場合もあります。1本の歯全体がグレーっぽく黒ずんでいる方は神経が死んでいます。ホワイトニングで白くすることができます。これらで気になった方は進行が進まない内に、早めの受診をおススメします。新しい1年を迎える前にこの時期にご自身の歯を見直し、お口を綺麗にして良い1年を迎えましょう。
正しい噛み方を意識しませんか。
皆さん、モノを食べる時どこで噛んでいますか?前歯でよく噛む人や右奥歯を中心に噛む人等、癖づいている人が多いと感じます。虫歯がなくても噛み合わせが原因で抜歯になる可能性があります。また、歯のエナメル質がひび割れを起こすこともあります。噛むという動作は毎日休まず行うことなので、正しい噛み方をしなければ歯の寿命を縮めてしまいます。今回は正しい噛み方のポイントを紹介します。①左右バランスよく噛む。②噛み合わせを放置しない。③前歯を使わないようにする。④噛み合わせのチェック。①については片側ばかりで噛んでいるのであれば反対側で噛むことを意識して下さい。片側のみの場合、他の歯よりも早く痛み虫歯の原因となります。②については、噛み合わせが原因で歯周病が急速に進行している場合、噛むと違和感がある状態がしばらく続くと思います。その違和感を放置すると状態が安定したような錯覚が起こり忘れてしまいます。これは違和感に慣れているだけで回復したり、改善したりしているわけではありません。③の場合、前歯は奥歯と違って、硬いものを噛んだり、負担をかけて噛んだりすると、受けるダメージが大きくなります。前歯は強く噛むと上の歯が前方(外側)、下の歯が内側に押されるようになっています。年齢とともに噛み合わせの力によって歯が移動して、上の歯が出っ歯ぎみになったり、歯並びが悪くなるのもこのためです。食パンや野菜類などであれば前歯で噛み切っても問題はありませんが、硬い肉などを前歯で噛み切るような行為は、前歯にダメージを蓄積してしまいます。④は、歯並びは噛み合わせの力によって押されて変化するため、歯がぶつかる角度や強さは変化します。さらに歯もよくぶつかる部分のみが多く摩耗して、ときどきしかぶつからない部分はあまり摩耗しないため、使っていくうちに歯の形のバランスが崩れてきます。そしてあごの動きとマッチしなくなった歯は、噛み合わせの力で揺らされ抜歯に繋がります。上記の事例に該当する方は一度、歯の定期検診も込めて噛み合わせのチェックを相談することをおススメします。
秋の季節。歯もキレイにしませんか?
歯を少しでも白くして綺麗に見られたい!という方がTVをはじめとして増えているような気がします。歯のクリーニングといえば、ブラッシングやスケリーング(歯石除去)などの保険診療を想像しますが「PMTC」という方法があるのはご存知でしょうか?(ホワイトニングの様に歯を白くするわけではありません。)PMTCとは専門家が専門の器具を使用し、徹底的に歯を清掃・研磨し、虫歯や歯周病の予防を目的とした施術法です。普段のブラッシングなどでは落としきれない歯垢が歯と歯の間や歯茎の境目などに残ってしまいます。それらは、歯周病や歯肉炎の原因となります。このような歯垢の毒性は歯肉の外の目に見える歯垢の何十倍になっています。これを長く放置してしまうと、口臭がひどくなったり歯が抜け落ちる原因となります。それらの予防を目的としたのが「PMTC」なのです。これはエナメル質のケアに繋がります。歯にキズが付くと歯がくすんで見えたり、着色の原因となります。大切なことは、なめらかなエナメル質をいかにキープするかです。歯の表面がツルツルとした感触になり、これを一度行うと汚れが付きにくくなります。エナメル質のケアをし、歯周病などのケアも同時にできる「PMTC」を是非一度試して下さい。これは自費診療となります。参考に当院では、上下の歯5,000円(税別)ずつです。どちらか一方でも出来ます。この季節、白く美しい健康な歯を目指しませんか?
フッ素で歯を強くする!
新学期や新事業年度と新しくスタートを切る方も多いのではないでしょうか。歯のトラブルになる前にフッ素の効果・役割についてご説明します。フッ素の効果は①歯を強くする。②虫歯菌の働き抑え虫歯予防。の2つです。歯磨きで落としきれなかった歯垢が作る菌を抑制し、歯の表面を酸に溶けにくい性質に修復する役割です。また、フッ素は毎日歯磨きなどで塗布することが大切です。フッ素を塗っていると初期むし歯は改善される傾向にあります。フッ素を取り入れることが出来る方法は、・フッ素洗口剤を使用・フッ素入りの歯磨き粉を使用・歯科医院で塗布です。市販で販売していますが、歯科医院の場合は、歯の汚れをしっかりとり、フッ素の塗布やレーザ照射・イオン導入によりフッ素を取り込みやすくする方法で定期的に塗布するのでご自宅でする場合より、高い効果が得られます。定期的に歯の検診(3~4カ月)を目安に歯科医院に来院して頂き、お口の中をチェックして頂くことをおススメします。