入れ歯

8020(ハチマルニイマル)運動

8020運動を聞いたことはありますでしょうか。平成元年に日本歯科医師会が推進した「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。2023年6月時点の厚生労働省からの実態調査で約51%の達成率になるそうです。日々の歯磨きなどの生活習慣の積み重ねが必要です。しかし、20本以上の自分の歯を保つことが目的ではなく、健康な歯や咀嚼できる歯を保つことが重要です。1つの手段としては、噛み合わせを考えた入れ歯です。1本虫歯で無くしてしまったが、周りの歯は問題ないから放置してしまうなど、よくあることだと思いますが、そのような原因が積み重なり、歯を失っていきます。嚙み合わせを考えた入れ歯を作成し、定期的なメンテナンスを行うなどを心がけましょう。歯を失う原因の最も多くは歯周病です。1本ではなく、まとめて歯を失くすこともあります。日々のブラッシングの仕方の積み重ねが予防となります。なので、歯の定期検診やブラッシング指導などを受けて頂き、健康寿命を延ばし、いつまでも美味しい物をストレスなく食べていくことが長生きの秘訣かもしれません。

新年のスタートは口元から始めませんか?

新しい年を迎え、気持ちを新たにされ本年の目標も立てられたかと思います。アフターコロナからマスクを外す習慣が薄れ、マスクを外して久しぶりに会う親戚や友人などが、いらっしゃるのではないでしょうか。その時にふと、若々しく見えることや老けて見えるなど違いがあった方がいたかもしれません。それらは全て口元からの変化かもしれません。新しい入れ歯にしたことによって、顔にハリがあるや歯が白く笑顔が素敵になっているなど、好印象は口元から始まります。今一度、鏡で自身を見つめ新年のスタートにふさわしいかを見てみてはいかがでしょうか。ホワイトニングや歯並び・嚙み合わせのチェック、古くなった(変色など)詰め物や被せ物を新しくすることや入れ歯の嚙み合わせの調整や新調するなどが挙げられます。口元が変われば印象は違います。新年のスタートダッシュは口元にも気を遣ってみて下さい。

保険治療と自費治療の違い

保険治療と自費治療と聞いて、何を想像されますでしょうか。金額の違いで品質が違う?自費治療は高いイメージ?色々あると思いますが、本質は自身の歯の状態を見極め、自身にあった物を入れて頂きたいというのが本音です。安ければ良い、高ければ良い。そういうものではありません。例で挙げると、CAD/CAM冠(キャドキャムカン)が保険適用となりました。これは、虫歯治療の際、銀歯にしか適用出来なかった部分にも保険治療で白い歯が入れれるようになりました。セラミックほど自然な歯には近づけないですが、審美性に優れています。金属アレルギーのリスクもないです。デメリットとしては、歯ぎしり・食いしばりで割れることがあります。反対に自費治療では、セラミックの歯を入れることが挙げられます。こちらは、自然な歯に近づく、虫歯や歯周病になりにくいや耐久性があるなどが挙げられます。入れ歯の場合では、保険治療では、歯がない所に補うことが出来て、噛めるようにはなりますが、自費治療の場合では、金属のバネを使用しなかったり、お口の中の違和感を解消できる材料や口の中を広く使え、安定することができる金属床などが挙げられます。保険治療と自費治療では、値段はもちろん大小はありますが自身の歯の状態を見極めた上でどちらを選択するかは、歯科医との相談だと思います。自費治療を何となく拒んでいた方は、どのような症状に適するのか説明を受けてから選択して下さい。

入れ歯への抵抗感?

歯周病などで歯を失ってしまった場合どのような対処法があるでしょうか。治療法として、ブリッジ・インプラント・部分入れ歯などの選択肢が考えられます。しかし、入れ歯と聞いて、入れ歯は何となく嫌だなと感じている方はいませんでしょうか。入れ歯にはたくさんのメリットがあります。歯がないままにしていると、頬が窪んでしまったり、シワの原因にもなり、実年齢よりも年老いて見られる方が多くなります。入れ歯には種類があります。一般的には、バネが見え隠れするような部分入れ歯を想像されると思います。保険外治療となりますが、ノンクラスプデンチャーという弾力性のある入れ歯でバネは使用せず、見た目が良く自分の口内とフィットし違和感が少ないことが特徴です。また、口の中が狭く感じたり、味が感じにくくなるのではという懸念がある方は、金属床の入れ歯という入れ歯の一部に薄い金属を使用していることで、違和感が最小限になり、耐久性にも優れているのが特徴です。周りの歯を削らないことやインプラントのような手術が必要がないこともメリットとして挙げられ、自然な歯のように見せることができます。保険治療で出来る入れ歯もありますが、口内の違和感を少しでも軽減したいのであれば、上記で紹介した入れ歯をオススメします。入れ歯をすることで口周りが引き締まり、若々しくなります。気になる方は歯科医院にてご相談下さい。

オーラルフレイルという言葉をご存知ですか?

コロナ禍よりオーラルフレイルという言葉が注目されています。オーラルフレイルというのは、主にお口の周りの筋力の衰えにより滑舌や飲食の機能が低下することを言います。加齢と共に起こる現象とも言われています。最近、滑舌が悪くなっているや食べこぼしが多い、噛めない食品が多くなった等が当てはまります。原因としては、加齢と共に咀嚼力と飲み込む力の低下や歯の本数の減少です。これらは自己トレーニングや歯科検診などで予防・対処できます。自己トレーニングとしては、①口をスムーズに動かす②飲み込む力をつける③活舌をよくするなどが挙げられます。①は「う」の口で唇をすぼめた後、「い」の口で唇を横に開きます。②舌を出したまま、口を閉じて唾を飲み込む。③早口言葉を言うといったトレーニング方法があるので試して頂ければと思います。歯科検診では、噛み合わせ(入れ歯も含む)や適した入れ歯を使用しているか(長年使用されている入れ歯は適していない可能性大です。)などを定期検診で行い、口腔内を清潔に保つことが重要です。年齢と共に衰えるものと思わずに、いつまでもお口の周りの筋肉を若く保つことが、若々しく見られる秘訣かもしれないですね。少しでも気になった方は、歯科検診でチェックされてはいかがでしょうか。

入れ歯を作成するタイミングは今です!

11月になり、1年もあっという間でしたね。お正月に家族・親戚一同を介して美味しい料理を食べるかと思います。そのためには、しっかり噛めることが重要です。今、入れ歯を直そうか悩んでいる方はいませんか?自身の歯になじむには期間が必要です。そのためにこの時期が適しています。まずが入れ歯の工程をご説明します。カウンセリングを行い、歯と歯茎の型取りを緻密に行います。そして、噛み合わせを2回ほど確認し歯並びを仮に合わせます。そして、最終調整といった流れになります。この工程で約1~2ヶ月かかります。(大きさにより異なります。)入れ歯が完成して、すぐに日常生活ができる訳ではありません。新しい入れ歯は歯茎になじめていません。使用してみて、違和感を解消していく必要があるので、アフターメンテナンスは一番重要です!部分入れ歯がなくても普段から噛めてるので、大丈夫という方もいると思います。部分入れ歯でも噛み合わせなどには必要です。入れ歯がないと顔の大きさが小さくなり、顔にシワが出来やすくなったり、顎関節にも影響が出ます。また、残っている自身の歯の負担を軽減し、長持ちします。お正月を快適に過ごしたい方には、この時期の入れ歯の作成をご検討下さい!

マスクを着用している今だからこそできること。

大変暑い時期になりましたね。熱中症対策は万全にして過ごして下さい。しかし、コロナの影響でマスク着用がノーマルとされている時だからこそ、前歯など人の目に付く部分の治療を行いませんか?普段の日常からマスクを着用しているので、前歯など人の目に付くような部分の治療がしやすくなっています。前歯を差し歯やブリッジにしている方や歯周病で歯が無くなりそうな方など、今まで思い切って治療出来なかった方が対象になるのではないでしょうか。このような治療は長期間、前歯を削ったり、前歯が無くなったりします。また、古い入れ歯を使用している方や無理矢理、自分のお口と不適合な入れ歯・ひび割れや破折したまま使用している方はいらっしゃるのではないでしょうか。放置していると顎がズレたり、食べ物を美味しく食べることが出来ません。マスクを着用しているので、根本的にしっかり治療できます。今まで歯を削ることなどに消極的になっている方など歯の悩みで躊躇していた方は思い切ってお口に合った綺麗な前歯や入れ歯にしませんか?マスクが外れた時に自身を持って笑顔で人と会えるでしょう。きっと印象が変わると思います。

入れ歯にはメンテナンスが必要です。

新型コロナウィルス発生から1年以上が経ち、これまでに緊急事態宣言も何度も出され、外出自粛が喚起される中、受診控えもされている患者様が多数見受けられます。特にご年配の方が多いと感じます。その中で気になることが、入れ歯をされている方です。最近、入れ歯が外れやすいや上手く噛めなくなっていたりなど、多少の違和感を感じられている方はいませんか?入れ歯は入れて終わりではありません。定期的な検診が必要です。検診内容は、噛み合わせの確認や部分入れ歯の方はバネの調整、顎の骨の減り方を見て、入れ歯を調整します。そのままにしていると顎に歪みが生じたり、顔が変形したり、口内炎が出来たり周りの歯が虫歯になったりとリスクはたくさんあります。また、入れ歯の接着剤を使用し落ちてくる入れ歯を保っている方は、一時的な使用は良いですが、顎の骨がすり減り噛み合わせが変わってしまうことも注意が必要です。毎日の手入れは水洗いだけでなく、歯の部分以外の金具や内側の部分をしっかり磨き、洗浄剤で綺麗に保ちながら、半年に1回は受診することをおススメします。入れ歯は、1日8時間使用することが理想です。しかし、それが出来ていない方は普段日常での使用感(違和感)を説明して頂けるとそれに合った入れ歯をご提案します。

コロナが落ち着いたら歯の検診へ

コロナの影響で歯の定期検診に行けていない方が多いのではないでしょうか。最近の患者様の多くには、疲れや肩こりの症状がお口の中に影響しているように思います。歯肉の腫れや食いしばり、根の先が膿んで腫れていた歯茎が潰れてしまっている方などお口の中への影響は様々です。自粛期間中にそのような症状に身に覚えはありませんか?また、多くの皆様は生活習慣が変わったと思います。そのためブラッシングなど、普段していた習慣を忘れている方も多いのではないでしょうか。ブラッシングをゴシゴシと力強く磨いたせいで知覚過敏になっている。朝起きた時の口臭がひどくなった。口のネバツキが増えたなど以前とは違う症状が現れていないでしょうか。中高年の方では、入れ歯に違和感ありませんか?入れ歯のバネの緩みや噛み合わせが悪くなった方、汚れや着色がついている方もいらっしゃるのではないでしょうか。普段、定期検診を受けられてた方が来院されていないケースも見かけます。何の症状がなくても歯周病などは進行しています。自粛が明けて世間は普段通りになったとしても、お口の中はSOS状態です。是非、コロナが落ち着いた時期に歯の定期検診を受けることをおススメします。

入れ歯を作ったまま放置していませんか。

入れ歯と聞くと少し構えて聞いてしまうような印象があります。しかし、入れ歯は入れ歯をしていない人に比べフェイスラインが垂れ下がらず、綺麗に保つことができます。保険適用の入れ歯はよく知られているバネが入っているもので、バネが目立ってしまいます。保険適用外ですが、バネがなく見た目の違和感も少ないノンクラスプデンジャーという方法もあります。また、金属床の入れ歯は、口の中の違和感が少ないタイプです。入れ歯を使うことは、大きな役割を担っています。入れ歯がなかったり、歯が1本ないだけで、噛む力の低下や噛み合わせが悪くなること、または顔の筋肉が低下し全体的に垂れ下がってしまうことが考えられます。周りの健康な歯が伸びて、失う可能性があります。なので、入れ歯を入れて噛み合わせを保つということは、非常に大きな役割を果たしています。入れ歯を作ったのに全く使用していない方や歯がなくなっても生活できると思っている人は要注意です。自分の口にあった入れ歯を見つけることが大切ですので、相談する際は様々な入れ歯を試してみて違和感のない入れ歯にするよう歯科医に受診することをおススメします。

ゆか歯科クリニック

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