新着情報

歯茎からの出血を放置していませんか?

朝起きた時、お口の中で血の味がしている、歯磨きの時に歯ブラシに血が付くなど、特に痛みがないけれども何となく気になるこの症状は、歯周病の始まりです。場合によっては、全身疾患や特定の薬による出血もあります。また、喫煙やドライマウスや口呼吸などの原因が難しいものもありますが、歯周病の予防と併用することによって改善される場合もあります。

歯周病を根本的に改善するためには、歯茎の検査、噛み合わせや歯ぎしり、食いしばりのチェックをした上で、歯石やプラークを除去し、正しいブラッシング方法を教えてもらって続けることです。

お口の中からの出血は、歯茎の腫れや身体の疲れ、ストレスなどの健康のバロメーターの一つです。一通り改善がみられた後も、油断せずに定期検診と自宅でのブラッシングや歯周病予防用の歯磨き粉を併用することが重要です。気になった時はすぐに歯科医院でチェックを受けて下さい。

梅雨の時期の入れ歯のお手入れは大丈夫ですか?

入れ歯は不潔にしておくと細菌やカビが口の中で増えます。また、口臭も強くなるので、毎日自分でお手入れし、定期的に歯医者で洗浄と入れ歯のチェックをしてもらうと綺麗な状態が保てます。

入れ歯は、専用のブラシで必ず磨いて、洗浄剤に浸けて毎日丁寧に洗って下さい。歯を磨くブラシや歯磨き粉を使用すると入れ歯に傷がつき汚れがたまります。

入れ歯洗浄剤を毎日使わないと入れ歯にカビが生えてきます。お口の中は適度な温度と水分でカビが発生するには最適な環境です。口の中のカビ菌(カンジダ菌)が増えると、歯茎に入り込んで歯の痛みの原因になることがあります。

また、口の中のヌルヌルとした歯垢が入れ歯について発酵し、口臭がでます。入れ歯が汚れたままだと入れ歯に歯石もつき、残っている歯に虫歯菌が感染したり、歯周病の原因ともなります。

梅雨の時期は、日常生活の中でもカビが生えやすいので、ご自身の入れ歯もしっかりお手入れをして清潔を保って下さい。

金属アレルギーで歯科治療に困っていませんか?

金属アレルギーは今まで大丈夫でも突然なることがあります。

歯科治療にも、様々な金属が使われていますので、気がつかないところで金属アレルギーが発症してしまいます。

一見、金属が使われていないような差し歯の土台が金属であったり、土台に金属ピンが使われていたりします。

金属アレルギーの方は、現在の治療を、金属を使用しない治療に変えることで症状が改善される場合があります。

例えば、レジン(プラスチックに似た材料)やセラミック、ハイブリッドなどの詰め物や被せ物、金属を使わない繊維性の土台(ファイバーコア)などを使用した治療が有効です。

金属アレルギーをお持ちの方で、気になる方は、レントゲンを撮ると金属成分が口の中に入っているかが直ぐに分わかりますので、一度、歯科医院で治療方法を相談されることをお薦めします。

噛み合わせが悪いとどうなるの?

噛み合わせが悪いと言われたことはありませんか?

良い噛み合わせとは、左右上下の歯が均等に当たって、顎の関節や口周りの筋肉に負担のかからない状態です。

噛み合わせが悪くなる原因としては、年齢によるもの、歯ぎしりによるもの、顎関節症や顎の変化によるもの、歯の治療による被せ物や詰め物の高さの変化によるもの、歯並びが悪いことによるものなどがあります。噛み合わせが悪いと、姿勢が悪くなったり、肩こりや頭痛がなかなか治らない、歯周病の悪化、顎関節症の悪化により口が開かなくなったりします。

治療法としては、一つとして、レントゲンで歯並びや顎の骨の位置をチェックし、噛み合わせの高さのバランスが悪い部分を削って調整します。また、マウスピースを作って顎のバランスを調整したり、歯ぎしりを抑えて様子をみる場合もあります。これだけでも、随分症状が緩和されます。

最終的には、適合の悪い被せ物や詰め物を外して新しいものに変えたり、矯正治療に進む場合もあります。

大がかりな治療にならないためにも、まずは、お口のチェックをして噛み合わせを調整することから始めましょう。

 

奥歯が欠けた時はセラミック?それとも銀歯?

奥歯が欠けた時、セラミックか銀歯で迷われたことはないでしょうか?

保険治療の銀歯は必ずしも悪いものではありません。固さが十分あるので、機能を回復するには適当な治療法だと考えられます。ただ、見た目が暗くなり、プラーク(汚れ)が付きやすく、歯ぐきにも影響がある場合があります。

セラミックは、銀歯程の固さはないですが、通常の使用では摩耗することもなく、変色もしないため、見た目の美しさに優れています。また、天然歯に近い自然な透明感があり、歯ぐきにもやさしいため、黒ずんだりもしません。

見た目だけでなく、銀歯だと温度差を通すので良くしみることがありますが、セラミックは温度差を通さないことからしみることが少なくすみます。

セラミックが割れる時というのは、歯ぎしりや、食いしばりなどで歯に強い力が加わった時に起こります。ただ、割れることによって噛み合わせている反対の歯を痛めずに守ってくれる効果があります。不幸にして割れた場合は、もう一度噛み合わせを調整して、その時のお口の状態に合ったセラミックを作り治します。

欠けた奥歯は目立たない場所ではありますが、セラミックの白い歯を入れると、口元が明るくなり健康的な印象を与えます。お口の状態に合わせて治療法が変わるので、銀歯で機能の回復をするか、審美性を求めてセラミックにするか、迷われた時は是非相談してください。

被せ物や詰め物をしたら虫歯にならないと思っていませんか?

虫歯になって一度、治療をしても被せ物や詰め物の下で虫歯ができて広がっていることがあります。

大人の虫歯は、あまり痛みを感じず、ましてや、上に詰め物などがあると直接の刺激がないため、気づかないうちに虫歯がどんどん進行している場合があります。

例えば、詰め物の周りが黒ずんでいたり、歯茎が下がっていたり、エナメル質の部分が白濁など少し濁ったりしている場合は、被せ物や詰め物の下に新たな虫歯が進行している可能性が高いです。

このような虫歯は、詰め物や被せ物が外れるか、虫歯がよほど進行して神経近くまでいかないと痛みが生じないため、なかなか気づくことができません。

痛くないからといって放置すると、治療が複雑になり、治すまでに時間がかかってしまいます。

それを予防するには、定期健診で噛み合わせやプラークの付着具合を調べることで早期発見が可能になります。

治療をしたからといって安心せずにメンテナンスを心がけてお口の健康を保ちましょう。

ホワイトニングでオシャレ度アップ

歳と共に肌の色が変わっていくように、歯の色も歳と共に変化していきます。

着色は、除石や歯の掃除(クリーニング)で落とすことができ、歯を白くする歯磨き粉などである程度綺麗にできます。

しかし、着色研磨などでも落ちない歯そのもののくすみや黄ばみは、歯の漂白(ブリーチ)によって明るく白い色に変わります。これが、いわゆるホワイトニングと呼ばれるものです。

ホワイトニングにも、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングなど複数の方法がありますが、当院では、この2種類を組み合わせて約2週間(約3回の通院)で綺麗な白い歯にすることができます。

オシャレをする際に、歯が白く輝いていると、より若々しく素敵に見えます。

是非、ホワイトニングでオシャレ度アップを目指しましょう。

マウスウォッシュを使われていますか?

歯周病予防の一つとしてマウスウォッシュがあります。

マウスウォッシュには、殺菌効果があるため口臭予防や歯周病予防に役立ちます。

ただ、刺激の強すぎるものは、病原菌が口から体内に入る事を防ぐ役割をする常在菌まで殺してしまいます。そのため、長期間使用すると歯の表面をを溶かしたり、歯ぐきに炎症を起こすこともあります。

実は、マウスウォッシュには色々な種類があります。

口の中の殺菌を目的に就寝前などに使用するものや、歯磨き前に汚れを浮き上がらせるために使用するものがあります。

皆さんのイメージでは前者の方をよく使われていると思いますが、後者の方が歯磨きと一緒に歯周病予防を行う効果が強いと思われます。

今まで歯磨き前に使用するタイプのマウスウォッシュを使われたことがない方は、一度、使用してみてはいかがでしょうか。低刺激なものも多いので女性でも使いやすいと思います。

ただし、マウスウォッシュだけでは歯石は取れないので、歯磨きの補助剤として正しく使用し、お口の健康管理に役立てて下さい。

 

審美歯科を特別な治療と思っていませんか?

審美歯科と聞けば、特別な治療と思っていまいがちですが、身近なところでは、歯の色を白くしたり、歯並びや歯の形を自然に整えたり、金属のつめ物や被せ物を自然な歯のように近づけるという治療方法があります。

例えば、前歯の中央に隙間が空いてきた場合、簡単な矯正治療(MTM)、セラミックを用いたラミネートべニア治療やメタルボンド治療、オールセラミッククラウン治療などがあります。

ラミネートべニア治療とは、歯の表面を薄く削り(つけ爪のようにオールセラミックスやハイブリッドミックスで張り付ける方法)、見た目を白くしたり、すきっ歯の隙間をなくしたり、欠けた部分をカバーする治療のことです。メリットは歯の削る量を最小限にとどめることができることです。

メタルボンド治療とは、金属の表面にセラミックを焼き付けた冠を被せる治療です。見た目はほとんど金属が見えずセラミックで覆われているため変色もせず、歯茎にやさしく、強度も強いのがメリットで、以前から歯科による審美修復に用いられていました。ただし、ラミネートべニア治療と比べて歯の削る量は多くなります。

オールセラミッククラウン治療とは、金属を使わずに冠全体が全てセラミックでできているものを被せる治療です。メリットは金属を使わないことと、光を浸透させるため天然の歯と変わらない美しさをもつことです。歯の削る量はメタルボンド治療と同じくらいですが、歯の変色はしません。

このように、少しお口の中で気になることを気軽に改善できるのが審美歯科の一つです。

 

 

お口の臭い気になりませんか?

口臭には、主に4つの原因があります。1.生理的な口臭。2.食べ物などが原因の口臭。3.病気が原因の口臭。4.精神的な原因の口臭です。

口臭の原因物質は、虫歯や歯周病などの細菌がタンパク質を分解してできるものです。就寝中は唾液の分泌が減るため口の中に細菌が増殖し、口臭の原因物質が増えます。また、肉体に過度のストレスがかかったり、緊張状態を強いられたり、空腹時には唾液分泌が減り、口臭がきつくなることもあります。これらは、時間の経過とともに変化していくので、洗口剤や歯磨き、うがいなどで改善されます。

病気が原因の口臭には、口の中の病気(歯周病や虫歯)があります。歯肉が腫れたり、膿をもった状態は根本的な歯科治療でかなり改善されます。また、胃腸障害や糖尿病、蓄膿症などの全身的な病気からおこる口臭は、口の中の清掃と全身的な疾患の治療を平行して行っていく必要があります。

歯科医院で出来ることは、お口の健康診断をして、虫歯や歯周病の治療、舌苔(ぜったい)や口腔内の清掃を定期的に行うことです。正しい歯ブラシや舌ブラシで、お口の中を清潔に保ち唾液の分泌を促すことによって、少しでもお口の臭いをクリアにしましょう。

 

ゆか歯科クリニック

〒665-0852
兵庫県宝塚市売布2-11-1 ピピアめふⅡ-2F
TEL:0797-83-1182
休診日/木曜、日曜、祝日