歯科検診

巣ごもり生活でお口の中は黄色信号?

気温が暖かくなってきて、過ごしやすい季節となりました。生活様式が変わり、規則正しい生活から少しかけ離れている方もいるのではないでしょうか。来院される患者様で最近来たばかりなのに、多くの虫歯予備軍が増えていたなど、虫歯や歯周病が増えているように感じます。考えられる要因としては、先ほど述べていますが、生活様式の変化や新型コロナウィルスの影響で蔓延防止措置だったことによる受診控えなどの社会的要因が考えられます。歯が薄く感じたり着色している、モノがよく挟まる、歯茎が下がっているように感じるなど、又はマスク生活の影響か口臭や口が大きく開かないなど、いつもと違う違和感を感じている方は黄色信号だと思います。鏡の前で自身のお口の中をじっくりと見てみて下さい。「こんな感じだったかな。。?」と思う方は上記に当てはまるかもしれません。詰め物が取れやすくなっている方は、そこに虫歯があるので取れている方もいます。季節が変わり様々なことに挑戦していきたいと思う時期だと思います。少し避けていた歯科検診を今一度行って、お口の健康寿命を伸ばしませんか?

新生活に向けて歯の検診を

3月に入り、来月から新生活を迎える方は希望や不安など様々な気持ちになる時期だと思います。新生活の準備に向けて、入社・入学のために家を引っ越す方など忙しいと思います。しかし、身辺整理も重要ですが、身だしなみも少し意識してはいかがでしょうか。最近、歯科検診に行けていない方は、歯石・歯垢除去のために受診するなどを今の内に済ませておくと良いでしょう。マスク生活で少し口の臭いや粘つきが気になる方は受診をオススメします。また、前歯などに薄茶色の線が入っていたり、白い点が歯にあるなど気になる方はいませんか?これらは歯の表面が虫歯の初期状態となっています。具体的な治療としては、その変色している部分を軽く取り除き、レジンというプラスチックの詰め物をするというものです。これらは、保険治療で補えます。それ以上として、歯を白くしたい方や形を整えたい方は保険外のセラミックを被せたりホワイトニングをすると審美的に綺麗になります。美しい歯であると積極的に会話もできると思いますので、この時期にお口の悩みを相談して頂き最適な治療法を見つけましょう!

歯の食いしばりからくるトラブル

歯の食いしばりとは何でしょうか。最近、コロナウィルスの再拡大によりマスク生活が長引きストレスを感じていると思います。加えて寒さがより一層厳しくなっています。これらが原因となり、食いしばりが起こっている可能性が高いです。冷たい風が吹くとついつい体を縮めてしまい、歯を食いしばっていませんか?歯を食いしばりしすぎると、奥歯が痛くなったり、歯がすり減ったり欠けたりします。嚙み合わせが悪くなり、顎関節症になることもあります。また、骨が溶けて(下がって)歯周病を誘発します。就寝中に歯ぎしりをしている方は自覚がありますが、歯を食いしばってしまう方はあまり自覚がないと思います。癖で就寝中やパソコンで仕事をしている時や散歩やスポーツなど無意識で、食いしばりが常日頃起きています。食いしばりが起きる原因としては、ストレスが挙げられます。マスク生活やリモートによる自宅生活が増えたり等、人によって様々です。解決策の1つとしては、保険治療でマウスピースを作成し、食いしばりを緩和することによってリスクを軽減できます。また、嚙み合わせを調整したり傷んでいる歯に詰め物をして補修することができます。ストレスは付き物だと思いますが、それに伴って歯のトラブルがありますので、気になる方は相談して下さい。

 

むし歯リスクを減らし健康な歯作りの1年に。

新年あけましておめでとうございます。お正月にたくさん食べて飲んだなという方たくさんいらっしゃいますよね?そういう時はより一層歯のケアは大切です。ケアを怠っていると、自分の歯を鏡で見た時に歯茎が赤く腫れているや出血している、歯が以前より長く見える(歯肉退縮)や歯と歯の間がグラついてすきっ歯に見えるなど感じることがあるかと思います。これらは歯周病が原因です。歯が抜ける原因になりますので上記に該当すると感じた時は注意して下さい。普段からできる対策として、歯ブラシに力を入れすぎない等の歯周病予防のための適切な磨き方を歯科医院で指導を受けて下さい。また、定期的な歯石の除去や嚙み合わせの検査などがオススメです。洗口剤を併用することも良いと思います。もちろん、生活習慣の見直しを見つめ直して頂き、今年は歯に関するストレスなく、健康な歯を作っていきましょう。そのためには毎日のケアの積み重ねです。新年なので歯に良い習慣を身につけて、健康な歯を作る1年にしていきましょう!

親知らずは残しますか?抜きますか?

食欲の秋となり、食べ物が美味しい季節となりました。美味しいものを美味しく食べるためには、親知らずを置いておくか、抜くべきかと悩んでいる方はいませんか?気づけば親知らずは、生えているかと思います。そもそも親知らずは、抜くものでしょうか。今回は、置いておく場合と抜く場合を説明します。置いておく場合に考えることは、生え方です。歯列に沿って上下の親知らずが綺麗に、まっすぐ生えている方や親知らずが歯茎に被っていない方です。このような場合はわざわざ抜く必要はありませんが、綺麗に保つ努力をしなければなりません。日々の徹底したブラッシングです。親知らずは磨きにくい場所なので、専用のブラシに変えるなどの対処が必要です。また、フッ素などで初期虫歯や歯周病予防が必要です。最終的に親知らずは、入れ歯やブリッジの土台になるので、綺麗に維持することは将来的に有利になると思います。また、移植や矯正で動かすことにより、失った歯の代用も可能です。抜く必要がある場合は、斜めや横に生えたりする場合です。この場合は周りの歯に影響し、健康な歯が虫歯や歯周病に脅かされます。親知らずが生えかけてきた時には、上記のようなことが考えられますので、まずは歯科医院に相談し適切な処置を取ることをおススメします!

そもそも歯周病とは

残暑が厳しいですね。マスク生活が続くとお口トラブルが意外と多くなります。よく耳にする歯周病とはどのようなお口トラブルを思い浮かべますか?歯が染みる?歯が痛い?歯茎から出血?口臭がひどくなる?などは思いつくかと思います。そもそも歯周病とは、歯と歯茎の境目にある歯肉溝に細菌が侵入して、歯肉に炎症を引き起こし、その炎症が歯を支える歯槽骨にまで及んで骨を溶かしてしまう病気と言われています。症状としては、歯茎の腫れや痛み、出血、噛む力の低下や歯と歯に隙間や歯茎が下がったり・歯がグラグラしたりします。初期症状ではあまり気づかず、勝手に治っているケースがありますが、治った訳ではなく菌は潜んでいます。歯の汚れが溜まり、細菌の住処となり歯肉炎になります。そこで症状が出なくなると完治したと勘違いしますが、これが危険です。歯肉炎から歯周病へと進行する可能性があります。また、マスクを長時間着用しているため、お口の中が乾燥し歯周病菌が増えて歯周病を誘発することになります。抑制するためには、口内洗口液や日々の正しいブラッシングをすることです。歯周病は1回治ったら終わりではありません。常に菌は潜んでいます。予防としては日々のブラッシングもですが、おかしいなと感じたら歯科医院を受診することで進行を抑えることができます。定期的にプラークや歯石除去を含んだケアが必要です。

意外と怖い?歯周病との関係性

皆さんは、歯周病など歯のトラブルがあった時放置をしたりしていませんか?「全身の健康は歯の健康から」と言われるように歯のトラブルが様々な所に関連していたことはご存知でしょうか?例えばですが、歯周病とメタボリックシンドロームは関係していると言われています。歯周病になっていると噛む機能が低下し、噛む力が弱くなり肥満になりやすくなります。また、歯周病の原因菌が血管に入り、血糖値を管理するインスリンの働きが低下し糖尿病を促進させてしまうなど・・・生活習慣病と密接に関係しており、心疾患の病気と関連していることが最近の研究で取り上げられています。このように歯のトラブルが体全体に行き渡っているように感じませんか?コロナの影響で生活習慣が不規則になってしまっている方、歯の検診に長い間受診していない方は、歯石などが付着しているかもしれません。歯並びや噛み合わせの悪い方、歯茎からの出血や歯がグラグラする、前歯が長くなったと感じている方、歯と歯の間が開いて来たと感じている方は赤信号です。歯周病の原因は様々なことが考えられます。なので、目に見えない所で進行しているかもしれません。怖いなと感じた方は歯科医院に受診をオススメします。

6月は虫歯予防月間!

新型コロナウィルスの終息が中々見えません。気の緩みが感染拡大に繋がらないよう予防を徹底していきましょう。口内を清潔に保つことが新型コロナウィルスの予防にもなりますし、虫歯予防にも繋がります。6月は虫歯予防強化月間です。今一度、夏に向けて歯の状態を綺麗に保ちませんか?虫歯予防に必須なのが、フッ素予防だと思います。定期的なフッ素塗布は予防はもちろんのこと、日常生活では高濃度フッ素が含まれている歯磨き粉を使用することも予防になります。歯科医院では、高濃度フッ素(F1450)が含まれている歯磨き粉があります。高濃度フッ素入りの歯磨き粉の特徴として、歯を白くする成分が含まれていたり、歯槽膿漏・歯肉炎の予防にもなります。是非、今月は歯の検診を受診して頂き、日常生活では高濃度フッ素入りの歯磨き粉や口臭ケアなどに役立つ液体状の歯磨き(デンタルリンス)の併用をして頂き、口内を爽快に保ちながらコロナにも虫歯にも負けない健康な歯を保ちましょう!

入れ歯にはメンテナンスが必要です。

新型コロナウィルス発生から1年以上が経ち、これまでに緊急事態宣言も何度も出され、外出自粛が喚起される中、受診控えもされている患者様が多数見受けられます。特にご年配の方が多いと感じます。その中で気になることが、入れ歯をされている方です。最近、入れ歯が外れやすいや上手く噛めなくなっていたりなど、多少の違和感を感じられている方はいませんか?入れ歯は入れて終わりではありません。定期的な検診が必要です。検診内容は、噛み合わせの確認や部分入れ歯の方はバネの調整、顎の骨の減り方を見て、入れ歯を調整します。そのままにしていると顎に歪みが生じたり、顔が変形したり、口内炎が出来たり周りの歯が虫歯になったりとリスクはたくさんあります。また、入れ歯の接着剤を使用し落ちてくる入れ歯を保っている方は、一時的な使用は良いですが、顎の骨がすり減り噛み合わせが変わってしまうことも注意が必要です。毎日の手入れは水洗いだけでなく、歯の部分以外の金具や内側の部分をしっかり磨き、洗浄剤で綺麗に保ちながら、半年に1回は受診することをおススメします。入れ歯は、1日8時間使用することが理想です。しかし、それが出来ていない方は普段日常での使用感(違和感)を説明して頂けるとそれに合った入れ歯をご提案します。

乳歯から歯を大切に。

乳歯が生えそろうのは平均で3歳前後です。お子様の歯のお手入れをするのに苦労されている方もいるのではないでしょうか。「いずれ抜ける歯だから少しくらい適当でも良いのではないの?」と思うかもしれませんが、ケアを大切にしておかなければ永久歯に影響が出てしまいます。乳歯の虫歯を放置してしまうと菌が、歯の根っこにまで達し、そこに膿が溜まります。永久歯は、乳歯の真下にあるので、膿が溜まったところから生えてきます。その時に、永久歯が虫歯菌に感染して変色した歯が生えてしまいます。虫歯菌に感染した永久歯は、虫歯になるリスクも高くなります。また、噛む力(咀嚼力)や顎の発達に大きく影響します。子供の骨は発展途上です。虫歯がある歯を避けて反対側ばかりで噛んでしまうとバランスが悪くなり、顎が変形したり顔のバランスが悪くなることもあり得ます。それらを防ぐために、お子様が1人で歯磨きをした後は必ず仕上げ磨きをしましょう。その際、気になる箇所(変色や歯並び等)があった場合はすぐに受診して相談して下さい。子供の噛み癖も注意し、片側だけに偏った噛み方や噛まずに飲み込む等をしていれば歯や顎に原因がある可能性があります。子供の歯の定期検診は3カ月に1度が目安です。フッ素予防もするのでより安全で、削らず健康な歯で健康な永久歯になると思います。一生健康な歯を保つために乳歯から予防と検診に努めましょう!

ゆか歯科クリニック

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