歯磨き粉の選び方

近年、歯磨き粉の種類が多すぎて迷う方は多くいるかと思います。目的にあった歯磨き粉を選ぶことは大切ですが、1種類のみではなく、複数を使い分けることもオススメしたいと思います。歯磨き粉の種類としては、①歯周病予防②口臭予防③虫歯予防のための高濃度フッ素④ホワイトニングなどが挙げられます。そこから形状もペースト状であったり、ジェル状や液体などに分かれていきます。例えば、歯周病患者様に歯周病予防の効果が高い歯磨き粉で歯磨きをすると出血が抑えることが出来たり等、検診で分かったからこそ適切に対処できたりします。また、虫歯予防を目的とすると、朝はホワイトニング機能を持った歯磨き粉を使用し、就寝前は高濃度フッ素配合の歯磨き粉を使用するなど、シーンによって使い分けることも効果的だと考えています。自身でお好きな歯磨き粉を選ぶのも良いですが、自身の歯の状態を知らないのに間違った歯磨き粉を選択してしまうと歯磨きの効果が薄れてしまうのではないでしょうか。まず、自身の歯の状態を知るためにも歯科検診で適切な指導を受けた上で、歯磨き粉を選択されるのがより高い効果を発揮します!

 

巣ごもり生活でお口の中は黄色信号?

気温が暖かくなってきて、過ごしやすい季節となりました。生活様式が変わり、規則正しい生活から少しかけ離れている方もいるのではないでしょうか。来院される患者様で最近来たばかりなのに、多くの虫歯予備軍が増えていたなど、虫歯や歯周病が増えているように感じます。考えられる要因としては、先ほど述べていますが、生活様式の変化や新型コロナウィルスの影響で蔓延防止措置だったことによる受診控えなどの社会的要因が考えられます。歯が薄く感じたり着色している、モノがよく挟まる、歯茎が下がっているように感じるなど、又はマスク生活の影響か口臭や口が大きく開かないなど、いつもと違う違和感を感じている方は黄色信号だと思います。鏡の前で自身のお口の中をじっくりと見てみて下さい。「こんな感じだったかな。。?」と思う方は上記に当てはまるかもしれません。詰め物が取れやすくなっている方は、そこに虫歯があるので取れている方もいます。季節が変わり様々なことに挑戦していきたいと思う時期だと思います。少し避けていた歯科検診を今一度行って、お口の健康寿命を伸ばしませんか?

新生活に向けて歯の検診を

3月に入り、来月から新生活を迎える方は希望や不安など様々な気持ちになる時期だと思います。新生活の準備に向けて、入社・入学のために家を引っ越す方など忙しいと思います。しかし、身辺整理も重要ですが、身だしなみも少し意識してはいかがでしょうか。最近、歯科検診に行けていない方は、歯石・歯垢除去のために受診するなどを今の内に済ませておくと良いでしょう。マスク生活で少し口の臭いや粘つきが気になる方は受診をオススメします。また、前歯などに薄茶色の線が入っていたり、白い点が歯にあるなど気になる方はいませんか?これらは歯の表面が虫歯の初期状態となっています。具体的な治療としては、その変色している部分を軽く取り除き、レジンというプラスチックの詰め物をするというものです。これらは、保険治療で補えます。それ以上として、歯を白くしたい方や形を整えたい方は保険外のセラミックを被せたりホワイトニングをすると審美的に綺麗になります。美しい歯であると積極的に会話もできると思いますので、この時期にお口の悩みを相談して頂き最適な治療法を見つけましょう!

歯の食いしばりからくるトラブル

歯の食いしばりとは何でしょうか。最近、コロナウィルスの再拡大によりマスク生活が長引きストレスを感じていると思います。加えて寒さがより一層厳しくなっています。これらが原因となり、食いしばりが起こっている可能性が高いです。冷たい風が吹くとついつい体を縮めてしまい、歯を食いしばっていませんか?歯を食いしばりしすぎると、奥歯が痛くなったり、歯がすり減ったり欠けたりします。嚙み合わせが悪くなり、顎関節症になることもあります。また、骨が溶けて(下がって)歯周病を誘発します。就寝中に歯ぎしりをしている方は自覚がありますが、歯を食いしばってしまう方はあまり自覚がないと思います。癖で就寝中やパソコンで仕事をしている時や散歩やスポーツなど無意識で、食いしばりが常日頃起きています。食いしばりが起きる原因としては、ストレスが挙げられます。マスク生活やリモートによる自宅生活が増えたり等、人によって様々です。解決策の1つとしては、保険治療でマウスピースを作成し、食いしばりを緩和することによってリスクを軽減できます。また、嚙み合わせを調整したり傷んでいる歯に詰め物をして補修することができます。ストレスは付き物だと思いますが、それに伴って歯のトラブルがありますので、気になる方は相談して下さい。

 

むし歯リスクを減らし健康な歯作りの1年に。

新年あけましておめでとうございます。お正月にたくさん食べて飲んだなという方たくさんいらっしゃいますよね?そういう時はより一層歯のケアは大切です。ケアを怠っていると、自分の歯を鏡で見た時に歯茎が赤く腫れているや出血している、歯が以前より長く見える(歯肉退縮)や歯と歯の間がグラついてすきっ歯に見えるなど感じることがあるかと思います。これらは歯周病が原因です。歯が抜ける原因になりますので上記に該当すると感じた時は注意して下さい。普段からできる対策として、歯ブラシに力を入れすぎない等の歯周病予防のための適切な磨き方を歯科医院で指導を受けて下さい。また、定期的な歯石の除去や嚙み合わせの検査などがオススメです。洗口剤を併用することも良いと思います。もちろん、生活習慣の見直しを見つめ直して頂き、今年は歯に関するストレスなく、健康な歯を作っていきましょう。そのためには毎日のケアの積み重ねです。新年なので歯に良い習慣を身につけて、健康な歯を作る1年にしていきましょう!

年末年始のお知らせ

12月30日(木)から、1月4日(火)まで休診いたします。

1月5日(水)より平常通り診療致します。

 

マスク生活でお口の中気になりませんか。

クリスマスや年末年始とうれしい行事が並ぶ時期となりました。皆さんは今年1年総括すると、どうでしたか?コロナの影響で予定がうまく決まらず、もどかしい1年だったかと思います。大掃除などで気持ちを切り替えて来年こそは楽しい1年にしていきたいですね。新しく迎える1年、お口の中も清潔にしておいた方が気持ち良いですよね?寒い時間も続き、口の中が乾燥したり、マスクを常時着用しているとお口の中の粘着きや口臭など気になりませんか?乾燥しすぎると、ドライマウスの原因に繋がります。加齢による口の中の乾燥で、入れ歯が落ちやすくなったりします。こちらはその他に大きな病気が隠れている可能性があるので注意が必要です。また、歯周病や口内炎の原因に繋がります。歯周病が進行したり、痛くない虫歯を放置している場合、マスク内の自分の息がひどくなっているかもしれません。マスクにより、口が乾燥しやすいや口臭が気になる時は、受診して頂き清潔な口内にして新年を迎えましょう。

入れ歯を作成するタイミングは今です!

11月になり、1年もあっという間でしたね。お正月に家族・親戚一同を介して美味しい料理を食べるかと思います。そのためには、しっかり噛めることが重要です。今、入れ歯を直そうか悩んでいる方はいませんか?自身の歯になじむには期間が必要です。そのためにこの時期が適しています。まずが入れ歯の工程をご説明します。カウンセリングを行い、歯と歯茎の型取りを緻密に行います。そして、噛み合わせを2回ほど確認し歯並びを仮に合わせます。そして、最終調整といった流れになります。この工程で約1~2ヶ月かかります。(大きさにより異なります。)入れ歯が完成して、すぐに日常生活ができる訳ではありません。新しい入れ歯は歯茎になじめていません。使用してみて、違和感を解消していく必要があるので、アフターメンテナンスは一番重要です!部分入れ歯がなくても普段から噛めてるので、大丈夫という方もいると思います。部分入れ歯でも噛み合わせなどには必要です。入れ歯がないと顔の大きさが小さくなり、顔にシワが出来やすくなったり、顎関節にも影響が出ます。また、残っている自身の歯の負担を軽減し、長持ちします。お正月を快適に過ごしたい方には、この時期の入れ歯の作成をご検討下さい!

親知らずは残しますか?抜きますか?

食欲の秋となり、食べ物が美味しい季節となりました。美味しいものを美味しく食べるためには、親知らずを置いておくか、抜くべきかと悩んでいる方はいませんか?気づけば親知らずは、生えているかと思います。そもそも親知らずは、抜くものでしょうか。今回は、置いておく場合と抜く場合を説明します。置いておく場合に考えることは、生え方です。歯列に沿って上下の親知らずが綺麗に、まっすぐ生えている方や親知らずが歯茎に被っていない方です。このような場合はわざわざ抜く必要はありませんが、綺麗に保つ努力をしなければなりません。日々の徹底したブラッシングです。親知らずは磨きにくい場所なので、専用のブラシに変えるなどの対処が必要です。また、フッ素などで初期虫歯や歯周病予防が必要です。最終的に親知らずは、入れ歯やブリッジの土台になるので、綺麗に維持することは将来的に有利になると思います。また、移植や矯正で動かすことにより、失った歯の代用も可能です。抜く必要がある場合は、斜めや横に生えたりする場合です。この場合は周りの歯に影響し、健康な歯が虫歯や歯周病に脅かされます。親知らずが生えかけてきた時には、上記のようなことが考えられますので、まずは歯科医院に相談し適切な処置を取ることをおススメします!

そもそも歯周病とは

残暑が厳しいですね。マスク生活が続くとお口トラブルが意外と多くなります。よく耳にする歯周病とはどのようなお口トラブルを思い浮かべますか?歯が染みる?歯が痛い?歯茎から出血?口臭がひどくなる?などは思いつくかと思います。そもそも歯周病とは、歯と歯茎の境目にある歯肉溝に細菌が侵入して、歯肉に炎症を引き起こし、その炎症が歯を支える歯槽骨にまで及んで骨を溶かしてしまう病気と言われています。症状としては、歯茎の腫れや痛み、出血、噛む力の低下や歯と歯に隙間や歯茎が下がったり・歯がグラグラしたりします。初期症状ではあまり気づかず、勝手に治っているケースがありますが、治った訳ではなく菌は潜んでいます。歯の汚れが溜まり、細菌の住処となり歯肉炎になります。そこで症状が出なくなると完治したと勘違いしますが、これが危険です。歯肉炎から歯周病へと進行する可能性があります。また、マスクを長時間着用しているため、お口の中が乾燥し歯周病菌が増えて歯周病を誘発することになります。抑制するためには、口内洗口液や日々の正しいブラッシングをすることです。歯周病は1回治ったら終わりではありません。常に菌は潜んでいます。予防としては日々のブラッシングもですが、おかしいなと感じたら歯科医院を受診することで進行を抑えることができます。定期的にプラークや歯石除去を含んだケアが必要です。

ゆか歯科クリニック

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